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新潟県十日町市「雪原カーニバルなかさと2017」活性化活動

 3月10日から12日までIVUSA学生155名と事務局2名が新潟県十日町市で開催される「雪原カーニバルなかさと2017」の運営補助として参加しました。IVUSAが参加するのは今回で17回目となります。

 1日目に雪原カーニバル2017の会場である中里清津スキー場で関東・関西の学生が合流し、十日町市役所中里支所の方々をはじめとした、今回お世話になる方々からご挨拶を頂きました。その後グループごとに分かれ、ウェルカムボードや雪像作り、追悼キャンドルなどの作成に取り掛かりました。

 また昨年に引き続き、十日町市立中里中学校の1、2年生と一緒に雪像を作成しました。中学生とはそれぞれの学校生活や進路について話すなど、交流しながら楽しく活動することができました。

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 2日目、雪原カーニバル当日は、朝8時から前日作成したウェルカムボードなどの仕上げを行いました。また会場では雪上サッカーやsnowチュービング、ステージイベントなどが催されにぎやかな声が響き渡っていました。

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 会場の設営と同時に、IVUSAとして露店販売のテントを出し、豚キムチクッパやチョコ甘酒、おしるこを販売しました。

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 16時頃からメインキャンドルの設置が行われ、18時に地元の方々や来場者、IVUSA学生が協力してメインキャンドル約2万本に点火しました。日が沈むこととは反面に、灯りが広がっていく様子は幻想的でした。

 20時にフィナーレの花火があがり会場はとても盛り上がりました。雪原カーニバルにお越しいただいた方から「この風景が撮りたくて毎年来ている。今年もいいものが撮れたよ。ありがとう」との声を聞くことができました。

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 雪原カーニバル終了後は宿舎で交流会を開き、中里支所をはじめとする日中作業を共にした方々が参加してくださいました。雪原カーニバルが無事に終わった安堵からか夜遅くまで楽しい会話が続きました。

 3日目最終日は雪原カーニバル会場や使わせていただいた施設を清掃した後、宿舎にて解団式が行われました。

 中里支所をはじめとする活動に深く関係していただいた方々からご挨拶を頂きました。次にIVUSA第7期学生代表であり、現在十日町市役所に勤めている桑原善雄さんより「毎年IVUSA学生がボランティアしに来てくれる。でもそれだけではいけない。雪原カーニバルを経験した私たち一人ひとりが情報発信をして雪原カーニバルを、十日町を知ってもらうことが復興や地域活性化につながる」と挨拶を頂きました。

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 解団式後、バスに乗り十日町を後にし、その後無事に関東は新宿に、関西は京都にバスが到着しました。(拓殖大学2年 谷津 裕太)

【プロジェクトリーダーより】
 今年で17回目の活動で、雪原カーニバルというお祭りを通し、十日町市がより多くの人々から愛されるまちになってほしいという想いから、「人々に十日町市の魅力を再発見していただき、愛するきっかけを創出する」という目的を掲げ、活動を行いました。

 今後の地域の担い手世代である中学生との協働作業、そしてSNSを使った地域外に向けた十日町市の情報発信を行いました。また、実際に現地に足を運び、隊員160名が、一人ひとり異なる十日町市の可能性に気付くことができました。

 活動にご協力いただいた雪原カーニバル実行委員会、十日町市役所中里支所、十日町市立中里中学校をはじめとする多くの地域の方々に、深く御礼申し上げます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。(同志社大学4年 池田 早弥)