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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから1月28日に滋賀県の草津市役所で「第16回草津市こども環境会議」が開催されました。今回のテーマは「未来(あした)のためにみんなで行動!」で、大人からこどもまでが楽しく環境について考える場となりました。このフォーラムは94団体が参加しており、IVUSAの学生も5人参加し、展示発表をしました。
私たちは、琵琶湖で大繁殖している特定外来生物のオオバナミズキンバイについて取り上げました。深刻な問題となっているこのオオバナミズキンバイについて、こどもたちにも知って考えてもらいたいと思い、琵琶湖で起こっている問題やIVUSAの活動内容の展示を行いました。
多くの小中学生も私たちの展示と説明に興味を持って話を聞いてくれました。中には学校で教えてもらってオオバナミズキンバイを知っていたという子もいましたが、琵琶湖に大繁殖している写真を見せると、オオバナミズキンバイの脅威に驚いている姿が印象的でした。
さらに、今年も橋川渉草津市長にも来ていただき、昨年の夏に行われた、琵琶湖外来水生植物除去大作戦2016に対し「たくさんの学生が琵琶湖に集まってオオバナミズキンバイの除去活動を行なってくださってありがとうございます」と激励の言葉を頂きました。
また、小中学生の展示は身近なゴミの問題や川に生息している生物について取り上げている展示が多く、小中学生の環境への関心の高さが伺えました。
今回のフォーラムで、草津市の小中学生の環境に対する意識の高さを実感し、今後他の市でもこのようなフォーラムを行い、滋賀県の小中学生の環境に対する意識を高めていけたらなと思いました。
このようなフォーラムを通じ、これからも子どもたちと環境に目を向け、一緒に考えていくことは、これからの除去活動にも繋がるものだと思いました。また、他団体の方はオオバナミズキンバイについて知っている方も多く、これからどのような対策をしていけばいいか話し合うことができ、とても良い機会になりました。
IVUSAは今回で4回目の参加となりました。この度も展示発表させていただき関係者の皆様に御礼申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。(長浜バイオ大学1年 佐藤 美菜)
※このフォーラムは平和堂財団環境保全活動助成事業の「夏原グラント」の助成を受けて実施しています。