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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから12月10日に、新宿NSビル30階にて、警視庁による学生ボランティア研修会が行われ、IVUSAは警視庁災害対策課からの依頼で、グループワークの進行役含む学生70名が参加しました。
14時より開会式が行われ、警視庁警備部災害対策課の鈴木幸宏課長から挨拶を頂ました。
挨拶の中で、首都直下地震が発生した場合、警視庁は一人でも多くの人を救うために行動する旨を、そのために各自治体、学生ボランティアが協力して動くことが大事であることを話していただきました。
次に、広域首都圏防災研究センター長である片田敏孝・群馬大学理工学部教授による講演が行われました。
「想定を超える災害にどう備えるか」をテーマに当時の岩手県釜石市の児童や生徒は大津波が押し寄せてきたときにどのような行動をとったのか、そしてその行動をもとに今後私たちはどのように災害大国である日本で過ごしていくのか、災害に遭った場合どう行動していくべきかを話していただきました。
その後、参加した学生による意見交換会を行いました。IVUSA以外の学生と一緒に災害が発生した場合にどのような事態が起こるのか、被災地で学生ボランティアとしてどのようなことができるのか、そして私たちが今からしなければならないことを、一人ひとりが考え、意見を共有し、有意義な意見交換会となりました。
最後に、災害対策課の木島伸介課長代理より挨拶を頂き、学生ボランティア研修会は閉会しました。
今後、学生ボランティアがどのように日常を過ごしていくのかについて、改めて考える良い機会となりました。(日本大学3年 小松 晃浩)