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2016年度第7回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 11月18日から11月20日の3日間、学生31名、事務局員1名が参加し、児童養護施設「双葉寮」で暮らす子どもたちと交流する「子ども隊」が行われました。

 1日目、都内の大学にて、学生が集まり結団式を行った後、バスで栃尾地区の古民家へ向かいました。
 2日目の午前中は「とちお同住会」の方々を交えて、これからの季節の積雪に備え、今回の宿泊場所である古民家の雪囲い作業をしました。

 その後小学校の体育館に移動し、双葉寮の子どもたちを迎えました。そして障害物競走やしっぽとりなどの企画を行いました。最初は子どもと学生で久々の再会を喜ぶ姿が見られる中、初めて参加する学生に少し緊張する子どももいました。

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 体育館での企画後は古民家にて夕食を取りました。その後最後の企画である、「シンデレラのドレス作り」を行いました。子どもたちの様子は昼間に体を動かしている時とは一転し、真剣な様子で作業に取り組んでいました。子どもたちは自分の班の個性的なドレスの出来に満足しているようでした。

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 子どもたちが就寝してからは、双葉寮の寮長さんからお話をいただき、その後班ごとにふり返りを行いました。改めて「子どもたちに最高の思い出を届けよう」と、強く思いました。

 3日目は、7時から子どもたちと共に朝食をとり、8時から食育の企画で、宿泊している古民家の近くの畑で採れたさつま芋を使って、スイートポテトを作りました。子どもたちは楽しみながら、スイートポテトを上手に飾り付けました。

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 9時半からは班ごとに自由に時間を使って子どもたちと遊ぶなどの企画をしました。
 その後11時から昼食を食べ始め、デザートに食育の企画で作ったスイートポテトを食べました。自分が作ったデザートを食べている子どもたちの表情はとても生き生きしていました。また、終わりが近づくにつれて、子どもたちが一層学生たちに甘えている様子が伺えました。

 最後に、終わりの会にて、班ごとに子どもたちとゆったりと過ごしました。今回で「子ども隊」を卒業する小学6年生の子どもたちは、学生と子どもたちからサプライズのプレゼントを受け取り、照れながらも嬉しさと寂しさを噛み締めているようでした。

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 子どもたちをお見送りしてからは、今回の活動でお世話になった古民家の掃除や、雪囲いの続きを行い、15時頃古民家を出発しました。19時に新宿で解散し、無事に「子ども隊」を終了しました。(同志社大学4年 中道 美歩)