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第6回マザーレイクフォーラムびわコミ会議

 8月20日に滋賀県大津市にて「第6回マザーレイクフォーラム びわコミ会議2016」が開催され、IVUSA学生5名が参加しました。このイベントには市民団体や企業、行政、大学生、子どもたち約200名参加し、「恵み 味わい 暮らし つなぐ」をテーマに琵琶湖の現状や将来について話し合いました。

 午前中の第一部では「みんなつながる報告会」をテーマに、滋賀県で活躍している5つの団体により活動発表がありました。
 食に関する問題や魚道の不足による固有魚の遡上の阻害、子ども目線の琵琶湖の魅力等、様々な視点で琵琶湖の現状に触れることが出来ました。コメンテーターをはじめとして、その他参加者も自由に意見を交換し、テーマの通りみんなでつながる報告会となりました。

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 展示ブースでは、IVUSAの特定外来生物オオバナミズキンバイ除去活動についてポスターセッションを行い、多くの方々にオオバナミズキンバイの脅威や活動の必要性を訴えかけることが出来ました。興味を持ってくれる参加者も多く、私たちの活動の輪を拡げる大きな機会となりました。

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 第二部では「びわ湖のこれから話さへん?」と題して、テーマ毎に15グループに分かれてのグループディスカッションを行いました。
私たちIVUSAの学生は、滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課の中井さんと認定NPO法人びわこ豊穣の郷の日下部さんと合同で「びわ湖と外来種」というテーマについて話し合いました。

 外来種そのものが悪者なのではなく、繁殖が進み自然のバランスが崩れ、悪影響が出ているので問題となっています。また、外来種に関わる仕事をしている方にとって、外来種が減ることは、生活に影響を及ぼします。さまざまな立場の人、そして対象の生物のことを知り、考え、人間と生物が共存していくことが必要である、という結論に至りました。

 外来種も単純に処分するのではなく、食べたり、再利用したりすることで、命に対して感謝することが大切です。小学生の子どもから高齢者の方まで、幅広い年代の人と話し合うことで、多方面からテーマについて考えることができました。

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 この度、初めて参加させていただき、琵琶湖の現状とこれからについて幅広い世代、立場の方々と話し合う貴重な機会となりました。そして、参加者の方々に特定外来生物オオバナミズキンバイの存在と現状を再認識してもらう場とすることが出来ました。

 また、これからのアクションについて、ブース見学やグループディスカッションを通して多くの方々と共に考えることが出来たと思います。

 これからも繋がりを大切にし、琵琶湖の保全に努めていきたいと思います。

 主催者であるマザーレイクフォーラム運営委員会、滋賀県の皆様をはじめ、このフォーラムに関係した全ての皆様に御礼申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。(立命館大学2年 中島 大地)

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※この活動は平和堂財団環境保全活動助成事業「夏原グラント」の助成を受けて実施しています。