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2015年度第10回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 3月12日から14日の3日間、新潟県長岡市下来伝地区にて学生56名、事務局1名で活動しました。今回の活動では五穀豊穣と子宝・安産を願い行われるほだれ祭の運営のサポートと東谷小学校の交流企画が行われました。

 活動初日は、ほだれ祭の設営の準備や、祭りで無料配布するおからの唐揚げである「あげあげあげ」の仕込みなどをしました。

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 ほだれ祭当日である活動2日目は、全員で下来伝地区に向かい、祭りの設営や祭りの前の行われるほら貝吹きをしながら下来伝地区の周辺を実際に練り歩きました。

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 祭りでは地元の方々と一緒に屋台のお手伝いをしたり、御神木であるほだれ様神輿を担いだりしました。

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 祭りの終盤に初嫁の方はステージの上から、番号の書いた紙に5円玉をくくりつけた「富くじ」をばらまきました。
 景品があることもあって、参加者はくじの方に殺到して盛り上がりをみせました。

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 祭りが終了した後、地元の方々と一緒に片付けをしました。
 その後の慰労会も良い雰囲気で行うことが出来ました。その中で「今回のお祭りは今までで最も盛り上がっていた。みんなが手伝ってくれたおかげです」と高く評価していただきました。

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 活動3日目は、東谷小学校へ行き、学年ごとに分かれて交流企画をしました。

 1、2年生との交流会では、学生と小学生で交流ゲームを通じて2、3人組を作り、「三択クイズ」や「お絵描き」の企画をして盛り上がりました。

 4年生との交流では、蛍の生育について授業で発表するため作成しているパワーポイントをより良く完成させるため、お手伝いをして交流をしました。

 6年生との交流では、将来の夢について小学生・学生がお互いに共有しあい、その夢を実現するためにはどのようなことができるのかをペアを作り一緒に考えていきました。中でも大学生活について興味を持っている子どもが多く、「大学生の話が聞けて、将来の夢に向かって今度頑張っていきたい」という子もいました。

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 最後に、ペアだった学生と小学生が握手を交わして、別れを惜しみつつ、東谷小学校を出発しました。
 そして、全員無事に東京に到着して、3日間の活動は終了しました。(立命館大学2年 北村 陸)

【プロジェクトマネージャーより】
 今回の隊では「ほだれ祭や下来伝集落で今、そしてこれから何ができるのかを見極め、カタチにする」という目的を掲げ、活動をしてきました。

 集落の外から来た私たちを温かく迎え入れ、一緒に祭りを作りたいと言ってくださる長岡市下来伝集落の皆さん。
 そんな皆さんに感謝の気持ちを忘れず、私たちができることを精一杯やろうという想いを目的に込めました。

 そして、実際に活動して感じたのは、やはり集落の方々の温かさでした。
 普段、大学の授業を受けているだけでは到底味わうことのできない、人の温かさ・ふるさとの懐かしさ・参加者全員が作り上げる祭りの雰囲気が、下来伝集落にはありました。

 一生ものの体験をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 また、今年は東谷小学校の皆さんとの交流企画も行わせていただきました。
 小学校の皆さんと、ゲームや研究発表などで一緒に交流させていただき、素敵な時間を過ごさせていただき、来年度以降の活動が本当に楽しみになりました。

 最後になりましたが、今回栃尾ふるさとづくり活動第10次隊 『ほだれ祭』を行うにあたりまして、ご協力いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。
 本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。(立命館大学 2年 志渡澤 美沙)