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長野県飯山市雪まつり活性化活動

 2016年2月11日から15日に、長野県飯山市雪まつり協働活動が行われ99名の学生が参加しました。2014年に当協会が新潟県十日町市で行った雪まつりの活動を知った飯山市議会の方から「IVUSAに飯山で活動をしてほしい」というお話を頂き、実現しました。
 飯山市で行う初めての活動ということもあり、事前から地域活性化について真剣に考え当日の活動に臨みました。

 活動は「かまくら祭り」と「いいやま雪まつり」の設営準備と運営のお手伝いを担当しました。
 「かまくら祭り」の設営準備では、かまくら作りやテントやステージなどの荷物の運搬、灯篭作りをしました。「いいやま雪まつり」の設営準備は、まず観光で遠くから来るお客様のためにJR飯山市駅の前に雪像を作りました。
 今年の干支である猿を学生の思うように雪像にしてくれとの事で、学生たちの個性的なアイデアが目立ち、楽しそうな声が飛び交う作業となりました。
 駅からお祭りの会場までの道に、雪灯篭を作る作業も行いました。「いいやま雪まつり」の会場でもテントやステージの荷物の運搬や、スライダーや雪の上を自転車で走るための道つくりを担当しました。
 お祭りの現場でも、設営する実行委員会の方々と交流を深めお祭り当日に向けていっそう距離が近づき、一つのチームとして当日を迎えられ、現地の方々がとてもアットホームな雰囲気だったため親近感を覚え、より現地のために頑張ろうと思えました。

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 1日目の作業終了後現地の方々を招待し交流会を実施しました。多くの学生が交流会に参加してくださった現地の方と話すことができ、明日からの作業も頑張ろうと、学生たちに気合いが入りました。

 2月13日、14日はお祭りの当日です。「いいやま雪まつり」の会場では、売店の売り子やイベントのお手伝い、スキージャンプ大会の運営補助、様々な形で学生がお祭りを盛り上げました。現地の方やお客さんに元気溢れる挨拶や会話などを積極的に行い、現地の方からは「手伝ってくれてありがとう」と言って頂き、学生と現地の方の笑顔が溢れました。2日連続で同じ作業、同じ実行委員会の方との協力であったためよりコミュニケーションを取ることができ、親密な関係を築くことができました。

 2月15日にお祭りは無事にグランドフィナーレを迎えることができました。「いいやま雪まつり」実行委員長からの「去年は記録に残る雪まつりでしたが、今年は胸をはって記憶に残る雪まつりでした」というお言葉が強く胸に響き、私たちが飯山市に対して大きく貢献できたのではないかと感じました。その後、実行委員会や高校生ボランティアの学生、そしてIVUSA学生を含めた全員で集合写真を撮り、お祭りは幕を閉じました。

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 活動中、現地の方々は学生たちに「ありがとう」と仰ってくださいました。他にも「お祭りを盛り上げてくれて助かった」「若い人たちから元気をもらった」等の嬉しいお言葉もたくさんいただきました。現地の方々は、初めて訪れる私達を暖かく迎えてくださいました。
 実際に飯山市を訪れ、飯山市の魅力や見えてきた社会問題を肌で感じる事ができた学生が多くいました。今後もIVUSAと飯山市の関係性をより深め、継続的な活動を行っていきます。(龍谷大学2年 福 彩加)

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【プロジェクトマネージャーより】
 今回の活動は第1回目ということで、私達自身が飯山市のことを直接肌で感じた上で、今後IVUSAができることを創造することを目標にしました。手探りの中での活動となりましたが、作業ニーズを100%達成し、私たち自身が飯山市の魅力や社会問題を知ることができました。また、飯山市の方にもIVUSAのことを知ってもらい、来年もまた来てほしいと仰っていただけました。

 今回の活動はまだゴールではなく今回感じたことを次にどう生かすかが大切です。
 学生の若さやバカさを生かして今後の飯山市を創造し、発信していきたいと思います。
 最後にはなりますが、今回お世話になった皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。(立命館大学4年 宮下 祐輔)