3月19日、20日の二日間で、神奈川県横浜市青葉区にある児童厚生施設「こどもの国」で竹林整備活動を実施しました。

　「こどもの国」は100ヘクタールほどの広大な児童厚生施設です。その広大な島を持つ県内整備は数名のスタッフで行っており、下草刈や、間伐、遊歩道の修復といった森林整備が大きな負担となっています。園内整備のお手伝いをすることによって来園する子どもたちが元気に安心して自然あふれるこどもの国で遊べるような環境を作っています。

　今回の活動は総合グラウンドでの作業で、日帰り参加者も含め、二日間で計65人が参加しました。一日目は53人での活動でした。午前は雨の中、滑る危険な足場に気をつけながら、3つの作業場所に分かれて竹を切り進めていきました。

　こどもの国施設管理部の梅澤さんから「竹が密集しているのではなく、傘をさして通れるようにしてほしい」とお言葉を頂き、それをもとに切る竹を選びました。午後になり雨が上がるとともに活動のペースも上がり、効率良く進めることができました。

　二日目は新しいメンバーも加わり、64人での活動でした。快晴に見舞われ少し熱い中、熱中症に気をつけて作業をしました。

　一日目に引き続き竹を切る、枝打ち、3メートルの長さに切り分ける作業に加え、切った竹を集積している谷に運ぶ作業をしました。

　活動後、こどもの国施設管理部の梅澤さんから「皆さんのおかげで林に日光が入るようになりました。ありがとうございます」というお言葉を頂きました。2月7日から始まり、2月21日、3月6日と今回の活動の計4回で、総合グラウンドの竹林を、傘をさして通れるようにすることができました。けが人も出ることなく、全員で目標を達成することができました。（立命館大学2年　團野 勇太）