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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから2月26日から29日に、学生137名と事務局員1名で静岡県西伊豆町活性化活動を実施しました。
活動1日目は昼過ぎに協定締結調印式を行う旧田子中学校に到着し準備をしました。準備終了後、結団式を行い、16時より西伊豆町と本協会の未来へ向けての第一歩となる両社の連携に関する協定締結調印式を行いました。西伊豆町からは藤井武彦町長が、IVUSAからは下村誠代表理事が参加し、締結書へサインしました。
調印式終了後は意見交流会として西伊豆町4地区のまちづくり協議会の方々より活動内容の報告がありました。
協定締結調印式及び意見交流会終了後、参加した西伊豆町の方々と大交流会を行いました。大交流会では隊員から地元の方に積極的に話しに行く姿勢が多く見られ、地元の方からは「若い子が西伊豆町に訪れてくれるのが嬉しい」「また西伊豆町に帰ってきてほしい」などの声を頂きました。
活動2日目は、観光スポットである黄金崎にて1次隊から取り組んでいる松の木再生プロジェクトの完遂を目指し活動しました。
黄金崎の松林現場では、塩害で被害を受け枯れたものが多くなっていた松が再生できる環境を整えるため、枝拾いとゴミ拾い、松葉かきを行いました。また、黄金崎の海岸で炭焼き作業をしました。
午後は隊員全員で、黄金崎の松林現場の枝拾い、松葉かきを引き続き行い、この活動の目的である黄金崎の松の木再生プロジェクトの完遂を達成することができました。IVUSAの卒業生も現場に駆けつけ、隊員は元気付けられました。
活動3日目は、第一再生休耕田と東海工業鉱山跡地の2つの現場で活動しました。
第一再生休耕という使われなくなった畑をお借りし西伊豆町特産品のヤーコンの栽培等を行い、収穫しました。
東海工業鉱山跡地の現場では、緑化活動を行いました。
鉱山跡地の土には酸性が含まれ、植物が生えるのが難しく、また生えた植物も鹿の食害の被害にあっています。そこで炭と牛糞を肥料として、鹿による食害が起こりにくいアセビやシキミ、イズセンリョウという植物の苗植えをしました。
活動最終日は各宿舎の清掃後、活動をふり返るミーティングを持ち、「今後の西伊豆町での活動が楽しみ」「また西伊豆町に帰ってきたい」といった声がありました。その後、閉会式には活動中お世話になった藤原國雄さんも足を運んでくださり、「また西伊豆町に戻ってきてください」とお言葉を頂きました。
これからも私たちIVUSAは西伊豆町の明るい未来を願いながら、学生のパワーと感性を活かして今後の活動も取り組んでいきます。(立命館大学2年 馬渕 美保)
【プロジェクトマネージャーより】
この活動は今年で5回目を迎えることができました。これまで私自身、災害救援からはじまり5回目の活動まで西伊豆町に携わさせていただきました。5回目の活動で西伊豆町とIVUSAで協定を結ばせていただいたことにより、目の前の課題解決への取り組みではなく、西伊豆町が抱える課題に対して今まで以上に西伊豆町の人たちと共に寄り添いながら活動が出来ることをとても嬉しく思います。
最後になりますが、昨年に引き続き多くの皆さまからのご支援、ご協力を頂けたことにより無事に活動を終えることが出来ました。心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。(跡見学園女子大学4年 前田 智美)