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新潟県十日町市「雪原カーニバルなかさと2016」活性化活動

 3月10日から13日にかけてIVUSA学生151名と事務局員2名の合計153名が新潟県十日町市にて「雪原カーニバルなかさと」の運営の補助をしました。

 今年で28回目を迎えた雪原カーニバルですが、IVUSAとしては、16回目の参加となりました。
 今年のIVUSAの活動は、十日町市を「愛され住みつがれていく地域」としていくことをコンセプトに掲げていて、十日町市の未来を担う地元の中学生との交流も企画されました。

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 3月10日に先発隊として、学生12名、事務局1名、OB1名が6時に宮の坂事務所を出発し、9時30分に十日町中里地域に到着しました。10時から十日町中里支所の方と中里清津スキー場で打ち合わせをしました。16時からは、中里中学校の教職員の方々との最終打ち合わせをしました。中里中学校の教頭先生からは、「やっと実現できますね。がんばりましょう」という言葉を頂き、学生の士気も高まりました。

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 活動1日目の3月11日、関東の学生87名が11時になかさと清津スキー場に到着しました。その後、先に活動していた関西の学生と合流して、学生151名、事務局2名、中里支所の職員2名で結団式を行いました。
 その後、中学校で交流をする班、保育所で交流をする班、スキー場でイベント会場設営作業をする班に分かれて、作業を開始しました。

 中里中学校の生徒との作業に関しては、教職員の方々からも称賛をいただき、翌日の活動に参加したい有志の生徒が増えるなど、よい活動になりました。
 作業終了後は、隊員全員で交流会を行い、翌日の活動に備え就寝しました。

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 2日目の3月12日、なかさと清津スキー場にて、巨大雪像づくり、キャンドル制作、食ののれん街の露店販売、イベント会場設置の作業をしました。
 15時からは、IVUSA学生、中里中学校の生徒、地元の方々の手によりスノーキャンドルの設置が始まりました。
 そして、18時に点灯が始まり、幻想的な世界が映し出されました。その後、地元の方々による豊年まつりなどが行われ、20時のフィナーレ花火とともに第28回雪原カーニバルは終了しました。

 夜には、IVUSAのOBで十日町市役所職員の桑原善雄さんをはじめ、地元の方々をお招きして大交流会を行いました。「今年も皆さんのおかげで成功を収めました」などの言葉を頂き、改めてIVUSAと十日町地域のつながりの強さを感じました。

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 最終日の3月13日は、朝食の後にお世話になった宿舎のユーモールの清掃と、スキー場の片づけと、十日町市役所中里支所の片づけの補助を行いました。隊員は最後まで気を引き締めて作業に臨んでいました。
 その後、昼食を済ませ、地元の方々からのお話をいただき、解団式を行いました。隊員は別れを惜しみつつ、無事成功したことを労いました。

 そして、13時45分に関西の学生47名が京都駅に向けて出発し、15時に関東の学生87名も新宿駅に向けて宿舎をあとにしました。(駒澤大学1年 西川 拓耶)