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新潟県関川村「七ヶ谷雪ほたるまつり」活性化活動

 2月6日から8日までの3日間にかけて、七ヶ谷雪ほたるまつり活性化活動が新潟県岩船郡関川村にて行われ、総勢49名の学生が参加しました。

 今年、関川村で行われる最初の活動であり、「笑顔の連鎖で祭りを活性化させる」「過去を知り、今を考え新しい風を吹かせる」を目的とし、高齢化とともに祭りを運営する人手と活気が減少している関川村にIVUSAが訪れお祭りの運営の手伝いをしました。

 活動1日目、午後2時30分に祭りの会場である安角小学校に到着し、その後到着セレモニーが行われました。私たち全員で「ただいま帰って参りました」と言い、村の方全員が「おかえりなさい、よう帰ってきた」と返してくださいました。
 学生は「関川村に帰ってきたんだ」ということを身に染みて感じることが出来ました。
 その後、小学校内の清掃と外で祭りの準備の2つの現場に分かれて作業を開始しました。外での作業は通路作りのための雪踏みとどもんこ作りを行い、慣れない雪の作業ということもあり、皆雪に足を取られながらも笑顔で作業する姿が見られました。

 休憩中は雪合戦が行われ、和やかな雰囲気の現場となりました。
 作業後、午後5時35分から七ヶ谷ふるさと会館にて懇親会を開始しました。村の方とたくさんお話しすることができ、祭り本番に向けて気持ちも高めることが出来ました。

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 2日目、「七ヶ谷雪ほたるまつり」が開催されました。雪で作られた灯篭の中にろうそくを立て、火を灯し会場をライトアップさせました。会場には村の方々の独創的な雪像や村の若者とIVUSA学生が一緒に作った大蛇の雪像もあり、それらも同時に点灯が行われ幻想的で美しい風景になりました。
 今回、学生の企画として小学校内に雪ほたるカフェを設置させていただきました。雪ほたるカフェは今年初めての試みであり、会場に来ていただいた方にコーヒーやスイーツを無料で提供しました。雪ほたるカフェのおかげで昨年よりも多くの祭りの運営資金が集まりました。
また、ここにはIVUSA隊員と関川村の方々が雪ほたるまつりへの想いを五・七・五の俳句で書いた折り紙が、ガーランド状にして飾られました。

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 3日目、2組に分かれ安角小学校でお祭りの片づけと関川小学校の4年生を対象とした防災教室を開催しました。
 防災教室では、2人のIVUSA学生が自身の被災・救援の体験を話しました。また、写真の中から地震が発生した際に危険となるところを見つけるクイズが行われ、盛り上がりを見せながらも真剣に危険となりそうなところを見つけ、発言する小学生の姿が見られました。

 12時30分、2組が合流し役場前にて出発セレモニーを行いました。
セレモニーには平田大六村長、役場の方など多くの方に来ていただき、そこでは大六村長に村の方へのラブレターを渡し、大六村長から関川村やIVUSAに対する思いを聞くことができました。

 最後は隊員の「いって参ります」、大六村長の「いってらっしゃい」と恒例の挨拶をして、関川村の方とお別れしました。(国士舘大学2年 小嶋 巧)

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