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おおつ環境フェスティバル2015に参加しました

 12月6日、滋賀県大津市のピアザ淡海で開催された大津市主催の「環境情報合同交流会~おおつ環境フェスティバル 2015~」にて琵琶湖の特定外来生物オオバナミズキンバイについての発表と展示をさせていただきました。

 おおつ環境フェスティバルは日頃から環境保全に取り組んでいるNPO団体・企業などが集まり、「こんな環境活動をしています」をテーマに、パネルや環境グッズの展示、活動報告などを通して、各自の環境保全活動をPRしたり、また企業や団体、市民などが気軽に交流できたりする場です。
この日は同時開催で「三方よしエコフェスタ」が同じフロアで行われており、大会議室、各部屋にて親子で楽しくエコを学べるイベントもあり、たくさんの人で賑わっていました。

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 今回も去年に引き続き、私たちの活動を報告させていただける場をいただき、特定外来生物オオバナミズキンバイの特徴や危険性、これまでのIVUSAの定期的な除去活動の取り組み、夏に行われた琵琶湖外来水生植物除去大作戦についての報告をさせていただきました。

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 主催者より「外来種がどんどん入ってきては琵琶湖に根付いていっている現状の中で、全てを取り尽くしてなくすことは難しいことだと思う。数年後には外来種も琵琶湖で安定しているかもしれない。だから自然な状態というのは外来種がいない状態だけではないと思う。だが、漁船の往来の妨げになり、漁業に被害が出ているので、漁船が通れる範囲を除去するなどは行っていくことが必要なのかなと思う。どこまでどうしていくべきなのか考えていくことが大切だ」とコメントをいただきました。

 IVUSAとしても、オオバナミズキンバイ除去作業だけでなく、幅広い世代が日頃から身近な自然に触れ合うにはどうしたらいいか?など大きな視点で環境問題に取り組んでいくことも大切であると思いました。
 展示ブースには多くの方に足を運んでいただき 、新聞社の方から取材もしていただき、外来水草の問題に対する注目度を改めて感じました。
 交流を通じて、様々な環境問題、環境団体や企業の取り組みについても知ることもできました。

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 滋賀県による機械駆除が始まり 、減少傾向にありつつあるオオバナミズキンバイですが、北湖でも発見され、繁殖地点をいち早く見つけるための注意と大繁殖させないための対応が求められます。来年、そしてこれから私たち学生にできることは何なのか、考えていきたいと思います。

 この度、このような機会をいただき、大津市、特定非営利法人おおつ環境フォーラムの皆さまに御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(関西大学2年 平石 萌)

*この活動は平和堂財団環境保全活動助成事業「夏原グランド」の助成を受けて実施しています。