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2015年度第4回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 8月1日から8月4日の活動には、133名の学生が参加しました。今回は、長岡まつりに運営サポートがメインの活動になります。長岡まつりは第二次大戦時の長岡大空襲の慰霊が始まりとなっています。

 8月1日早朝、新宿を出発、昼過ぎにアオーレ長岡に到着し、長岡まつりに関する勉強会を行いました。勉強会では長岡青年会議所の方々に長岡大空襲やフェニックス花火の理念・歴史についてお話ししていただきました。学生全員が平和について考え、灯籠に平和への願いを書き込みました。
その後、平潟神社にて長岡大空襲で亡くなられた方々へ黙祷を捧げ、前夜祭では地元の方々と神輿を担がせていただきました。 男子は褌姿、女子は曝しを巻いた姿で地元の方々と一緒に参加しました。

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御神輿を担いでいます

 学生と地元の方々との元気で前夜祭は大いに盛り上がりました。

 2日目は観覧席の設営や観客の受付・誘導を行いました。花火大会終了後に会場周辺にてフェニックス花火への協賛金の協力を呼びかけました。沢山の方々からご協賛をいただきました。

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アオーレ長岡にて募金活動

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フェニックス観覧席入口にてチケットもぎり

 3日目も、2日目に引き続き花火大会設営のお手伝いと、募金活動を行いました。猛暑の中でしたがフェニックス花火を皆様に気持ちよく観覧してもらえるように、隊員一同活動に励みしました。 また、募金活動中に地元の方々から「来年も花火打ち上げよう!」「フェニックス花火のためにありがとう!」と言っていただき、地元の方々の花火に対する思いの強さを感じられました。

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フェニックス花火

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街頭募金活動

 最終日は、交流会として長岡青年会議所の方々や地元長岡の学生との交流を深めました。いろんな人たちの長岡に対する想いが伝わりました。交流会の最後にはフェニックス募金の協賛額が発表され、374,5003円という今まで最も多くの協賛金を集めることができました。

 今回の活動も多くの方々に支えられて4日間の活動を行う事ができました。沢山のご支援、誠にありがとうございました。(拓殖大学3年 岡野 元則)

【プロジェクトリーダーより】
 今回、栃尾4次隊でリーダーをさせていただきました。今回の活動を通して、戦争や震災について考え続けなければならないということや、隊員一人ひとりが欠けてはならない存在であるということが、隊員に伝わったのではないかと思っています。
 活動中、様々なことがありましたが、多くの隊員や現地の方々のきらきらとした笑顔を見られたことがとても嬉しいです。 コンセプトとしていた「扉」。 私は、隊員全員が開けることができたと思っています。
 4次隊の活動は終わってしまいましたが、 私たちはこれで終わりではありません。 これから先も考え、動き、次の扉も皆で開けに行きましょう。 隊員のみんな、 協力してくださった皆様、 本当にありがとうございました!(東京家政大学3年 齊藤 彩夏)