7月18日に八王子市役所前鶴巻橋・河川敷広場にて「八王子とうろう流し」が行われ、東京八王子クラブの学生21人が参加しました。とうろう流しは終戦50年の1994年に戦前行われていたものを復活させたもので、今年で22回目を迎えた行事です。

　13時半頃から河原に集合し、ユニセフの方々と協力して3,000個もの灯篭の組み立てのお手伝いをさせていただきました。作業は予定より30分ほど早く終了し、よさこいソーランや和太鼓などのパフォーマンスをじっくり鑑賞することができました。何人かの学生はよさこいに飛び入り参加させていただき、会場を盛り上げていました。

　日が落ちてくると昼に作成した灯篭を祭壇ステージ前へ移動させ、一つひとつに火を灯していきました。川が増水していたため流すことは出来ませんでしたが、会場の多くの人々が灯篭に慰霊と平和への思いを込めて手を合わせていました。

　事前に行ったとうろう流しの勉強会や当日の活動を通し、大学のある八王子の歴史について改めて考えさせられる活動となりました。地域の方々との交流の機会もあり、とても充実していたように思います。
　また、学生は1年生の参加者が多かったので、初めてクラブの外へ出て活動する夏のプロジェクト前にその雰囲気を知ることができたという点でも有意義な時間でした。
　これからもクラブと地域とのつながりを大事にし、来年もお手伝いさせていただけたらと思います。(拓殖大学2年　堀 安優美)