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2015年度第3回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 7月17日から19日にかけての活動には、学生33名と事務局1名が参加しました。今回は、長岡市内にある児童福祉施設「愛児園」の子どもたちとの交流が主な活動でした。

 活動1日目は夕方に都内の大学に集まり、結団式を行って最終的な準備をしました。その後栃尾地域にむけて出発し、24時頃に私たちの活動の拠点である古民家に到着しました。

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結団式を行っています

 活動2日目は朝食を取ったあと、午後に行われる企画の準備の手伝いや掃除組に分かれてそれぞれ作業しました。その後、とちお同住会の方と雨よけを作って畑に行きました。雑草抜きやナスと大根の収穫をし、古民家に戻ってからみんなで会話を楽しみながら採れたての新鮮な野菜を味わいました。

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とちお同住会の方々と交流しています

 午後は愛児園に子どもたちを迎えに行き、体育館で企画が始まりました。最初、子どもたちはみんな気恥ずかしかったのか、そっぽを向いたり走って逃げてしまったりとうまく進みませんでした。しかし、手つなぎ鬼やドッジボールなどをして交流していくうちに子どもたちとの仲も深まり、楽しい時間を過ごしました。

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ドッジボールをしています

 夜は班に分かれてキャンドルの飾りつけをしました。シールやビーズを貼って子どもたちオリジナルのキャンドルができました。そしてそれに火を灯し、部屋の電気を消して紙芝居をしました。
 子どもたちが就寝したのち、ミーティングに移りました。愛児園の職員の方からお話をいただき、今までの活動を通して「子どもたちが大きく成長する姿が見られ驚いた」と仰っていて、最後には「安心して子どもたちを任せられる」と言っていただくことができました。

 最終日となる3日目、子どもたちが学生を呼ぶ声で目覚め、一緒に虫取りに行きました。やっと晴れたので、広場で遊ぶこともできました。そして、畑でジャガイモや大根を収穫しました。日差しの照りつける中、のびのびと走り回ったり野菜の収穫をしたりして、学生とともに汗を流しました。

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畑で野菜を収穫しています

 お昼はとちお同住会の方々が作ってくださった竹の台で本格的な流しそうめんをしました。大人も子どももとても美味しそうに楽しそうに食べている姿を見ることができました。
 そして午後はおしまいの会で子どもたちと最後の時間を過ごしました。メッセージカードを渡し、逆に子どもたちからもメッセージをもらったり、写真を撮ったりして別れを惜しみました。

 子どもたちのお見送りをしたあとは3日間活動した古民家を掃除し、最後のミーティングを行い今回の活動をふり返り、反省や何を感じたか考え共有しました。
 東京には19時過ぎに到着し、3日間の活動を無事に終えました。(法政大学2年 古畑美穂)

【プロジェクトリーダーより】
 この活動をするに至ってとても多くの方にご協力頂いて無事に終えることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。この活動はまだまだ活動回数が少なく、発展途上な部分がたくさんある活動ですので責任を常に感じながらの調整していました。
 初めての子ども隊、初めての栃尾の人が半分くらい占めていました。ですが、だからこそ元々の価値観にとらわれずに新鮮な企画もできたし、暖かい活動にすることができました。

 子ども隊はやはり特別な活動です。子どもたち、同住会の人たちを中心に隊員が考え悩んで自分なりに行動してそれが全部何かしらで返ってくる。良い悪いはありますが、その経験はこれからの活動をより充実させます。
 そして今回は施設の方やOBからポジティブな言葉をたくさんいただけたのでいい意味で次にバトンを渡すことができ、これからの子ども隊が更に楽しくなってきました!

 また栃尾と子どもたちに愛情を届けに行ってきます。
 ご協力していただいた方々に感謝申し上げます。(国士舘大学3年 向坂 朝夏)