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新潟県十日町市「雪原カーニバルなかさと2015」活性化活動

 3月12日から15日までIVUSA学生199名と事務局員2名の合計201名が新潟県十日町市にて雪原カーニバルの運営ボランティアをしました。今年で27回目を迎えたカーニバルですが、IVUSAとしては今年で15回目の参加になりました。

 今年の雪原カーニバルのコンセプトは、東日本大震災や十日町市も被災した長野県北部地震から4周年ということで、復興のために一人ひとりが協力し合う必要があると言うことで、「団結」でした。

 3月12日に、先発隊として学生18名、事務局2名が13時過ぎに十日町市役所中里支所に到着しました。そこでは雪原カーニバル実行委員会事務局の藤木剛史さんとの打ち合わせや、13日に除雪作業を行う土倉集落の下見を行いました。

 活動1日目の3月13日、最初に関西隊員85名が朝6時に宿舎であるユーモールに到着しました。午前中は天気に恵まれ、雪原カーニバルで使用するキャンドルのカップ作りや、雪像作りなどの作業を開始しました。そして12時過ぎに関東隊員96名がスキー場に到着し、関西組・先発隊と合流した後に結団式が行われました。結団式の後は各活動現場に分かれて作業しました。

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結団式の様子

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雪像作り

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キャンドル作りの様子

 一日の作業が終了し入浴した後、地元の方を招いた交流会が行われました。交流会では、現在十日町市役所で勤務しているIVUSAのOBである桑原善雄さんから「高齢化が進む十日町市では皆さんのような若い力が必要とされます。精一杯頑張って、楽しんで下さい」と、ご挨拶いただきました。

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交流会の様子】

 2日目の3月14日、清津スキー場にて午前中は国宝火焔型土器・市公式キャラクターであるネージュの雪像、歓迎雪像、小学生が夢を書いたカップを設置するドリームキャンドルの作業をしました。

 午後からは今回のイベントのメインであるキャンドルを設置しその後、点灯しました。その作業はIVUSA学生だけでなく、地域住民と来場者の方とも一緒に作業をしました。

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点灯作業

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点灯後の景色

 キャンドル点灯後、花火が打ち上げられクライマックスを迎え、雪原カーニバル2015は終了しました。カーニバル終了後はキャンドルの回収をし、入浴後、地元住民や実行委員会関係者などをお招きして打ち上げが行われました。

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交流会の集合写真

 3日目の3月15日、朝食の後に今までお世話になった宿舎ユーモールの清掃と雪原カーニバル会場の片付けを行いました。疲れた様子も見せず、隊員一人ひとりが感謝の気持ちをこめて清掃に取り掛かる姿が見られました。

 昼食の後からは解団式が行われ、共に作業した仲間との別れを惜しみつつ、互いの健闘をたたえあっていました。雪原カーニバル実行委員事務局の藤木さんからは「これからもIVUSAの皆さんと一緒に、規模の大きな新たな活動を作っていきたい」とのお言葉をいただき、これまでIVUSAと十日町が築いてきた繋がりの強さを感じました。

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藤木さんからのお話

 そして19時に27名が本部事務所に、関東組91名が新宿都民広場、20時に関西組83名が京都駅に到着し、無事に隊員全員帰宅しました。(日本大学2年 杉山 佑希)