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新潟県関川村「七ヶ谷雪ほたるまつり」活性化活動

 2月7日から2月9日に新潟県岩船郡関川村で「七ヶ谷雪ほたるまつり」活性化活動が行われました。関川村では高齢化とともに、祭りを運営する人手と活気が減少しています。その問題に私たちIVUSAが立ち上がりこの活動が始まりました。10年以上も長く続くIVUSAと関川村との関係は深く、昨年には地域連携協定を結び、ますますの繋がりが期待されています。

 約50人のIVUSA学生を乗せたバスは7日の朝に新宿を出発し、約6時間かけて関川村に向かいました。到着したあと、今回のお祭りの主催団体であるタランぺクラブの方々と挨拶をし、そのあとすぐに祭りのお手伝いに取り掛かりました。

 1日目の作業が終わり、会場である安角小学校の近くにあるふるさと会館で村の方々との懇親会が行われました。祭りに対しての想いなどを熱く語り、隊員は明日のお祭りに向けての意識を高めることが出来たと思います。また村の方々に「自分たちだけで祭りを開催できないことはないがIVUSAには助けられている」などのお言葉をいただきました。

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作業の様子

 活動の2日目に、活動のメインである雪ほたるまつりが開催されました。1日目の宿舎としてお世話になった清流荘の前で関川村村長であるの平田大六村長から挨拶をいただいた後、お祭り会場である安角小学校のグラウンドでお祭りに向けて準備を行いました。

 集落ごとに違う雪像や道沿いに置く雪灯籠、「雪ほたる」の文字を表すための雪灯篭を学生と村の方々とで協力して作りました。雨という悪天候の中でしたが雪灯篭のロウソクに火をつけ無事作業が終わりました。そこにはとても幻想的な世界が広がり、作業での疲れも忘れさせるほどでした。最後に村の方々と集合写真を撮りました。

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平田大六村長の挨拶

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雪灯篭のロウソクに火を付けている様子

 作業が終わり、1日目と同じく村の方々との懇親会が行われました。関川村の村長である平田大六村長も参加され、1日目とはまた違ったこれからのIVUSAと関川村との関係について語り合いました。

 また村の方々から「今後、多くのIVUSA学生にプライベートでも関川村を訪れてもらい、村民ともっと交流を深めていってほしい」とのお言葉をいただきました。

 七ヵ谷雪ほたるまつり活性化活動の3日目では、雪灯篭のロウソクの回収や校舎の清掃など、祭りの後片付けの作業を行いました。片付け後、3日間をふり返る総括ミーティングを行い、一人ひとりが関川村の地域活性化活動に向き合える時間となりました。

 その後、宿泊施設である雲母里に戻り、関川村の村長である平田大六村長や関川村役場の方々からお話をいただき出発セレモニーを行っていただきました。

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校舎の清掃をしました。

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統括ミーティングしています。

 3日間という短い間でしたが無事活動を終え、村の方々との交流を通して関係を深めることができました。 (立命館大学1年 小澤 加奈)