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第1.5回お祭りカンファレンス

 2月15日に都内の大学で「第1.5回お祭りカンファレンス」が行われました。お祭りカンファレンスは、昨年の2月に第1回目を立教大学ESD研究所と共催で実施し、2回目を今年の5月に行う予定なので、その間ということで「第1.5回」という位置づけです。

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 午前中のプログラムでは、まずIVUSA理事である村橋克則さんの講演がありました。村橋さんはリクルートで「じゃらん」を創設され、現在は株式会社オブリージュ代表取締役として、旅館・ホテルの経営サポートや地域資源活用のコンサルティングをされています。

 地域活性のゴールは、「外から人に来てもらうか」「外へ物を売るか」であるが、それを阻む要因について説明していただき、IVUSAには「集客力」と「発信力」を期待していきたいと強調されました。

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 続いて、IVUSAのOBで内閣官房行政改革推進本部事務局の五十嵐光さんに、「持続可能な開発のためのPDCAサイクル」についてお話いただきました。そのPDCAというのは、P(Plan:計画)、D(Do:実施)、C(Check:点検)、A(Act:行動)の4つのことを意味します。
五十嵐さんが仕事で担当されている行政事業レビューの紹介をされながら、若者が政策に対して声を上げていく必要性を話しされました。

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 講義の後は、五十嵐さんの同僚の方もご一緒に、5~6人のグループになりワークショップを行いました。「お祭りを通じた地域活性化」という議題に基づき、実際にあるお祭りを題材にしつつ、各グループでプロジェクトを立案し、成果を設置にし、そのためにどうしていくのかについて話し合ったりしました。そのグループもしっかりとして成果をあげ、そのために何をすればよいのかなど具体的に考えられており、この短時間でとても充実したワークショップとなることが出来ました。

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 昼食の時間を挟んで、午後のプログラムに入りました。午前の講演を参考にしつつ、実際に地域活性化について改善点などを静岡県西伊豆町、福岡県星野村、新潟県関川村、新潟県長岡市のプロジェクトチームに分かれて話し合いました。
 具体的な改善策の一つとして関川村への就職支援のためにインターンや合同説明会などが出ました。
 どのグループも積極的に自分の意見を出し、話し合いし、とても内容の濃いものになれました。

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