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2014年度第10回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 10月31日から11月2日にかけて、新潟県長岡市栃尾地区にて「現在(いま)から未来へ」というコンセプトのもと、活動を行いました。学生33名と事務局員1名、そして新潟県長岡市内の児童養護施設「双葉寮」の子どもたち6名が参加し、子どもたちと学生との交流が主な活動内容でした。

 1日目は19時から都内にて結団式を行い、翌日から始まる活動で心をひとつにして臨めるように、自己紹介やコンセプトの確認をしました。そして21時に都内を出発し、0時半頃栃尾地区の古民家に到着しました。

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 2日目、午後に子どもたちのお出迎えをし、子どもたちが自分の班長さんを探す「音探しゲーム」から交流が始まりました。同じ音のする楽器を持つ班長さんを見つけた時の子どもたちの笑顔はとても輝いて見えました。

 雨が止んだ後、外に出て「猛獣狩りゲーム」と「手つなぎ鬼ごっこ」をして遊びました。子どもたちが一所懸命に鬼から逃げ回り、仲間をつくって走り回っている姿がとても印象的でした。

 次に、「食育―うどんづくり―」をしました。日常当たり前に出てくるごはんのありがたみを学べる、とてもいい経験になりました。

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 夜ご飯はみんなで「手巻き寿司」をつくり、子どもたちも学生もみんな満面の笑みで頬張っていました。

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 3日目は朝の散歩と体操で一日がはじまりました。

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 午前中は「旗づくり」をしました。
 今後も子ども隊で写真を撮るときに使えるようにと、子どもたちと学生で自由に絵を描いて彩りました。旗の真ん中には、「現在(いま)の笑顔が未来につながるように」と、今回の隊のコンセプトにも関連づけて「えがお」という文字を書きました。

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 午後には、おしまいの会をしました。
 まず小学6年生の卒業企画が行われた後、2日間一緒に過ごした思い出としてオリジナルの賞状が、子どもたち一人ひとりに渡されました。子どもたちはどこか照れくさそうでしたが、学生との別れを惜しみながら残りの時間を楽しみました。

 そしていよいよ帰る時間となり、学生がアーチをつくって子どもたちをお見送りしました。
 別れ際の子どもたちと学生とのさみしそうな姿から、「まだ一緒にいたい」という想いが伝わってきました。

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 お見送り後学生は古民家の掃除をして16時に関東へ向けて出発し、今回の活動は終了しました。(同志社大学2年 稲 智晴、拓殖大学3年 佐久間 真理子)

【プロジェクトリーダーより】
 今回の子ども隊のコンセプトは「現在(いま)から未来へ」でした。
 子どもたちの今と向き合い、未来へのきっかけを作るために活動を行いました。

 将来、何か辛いことにつまずいた時、この活動のことを思い出してもう一歩だけがんばって欲しい。そんな小さなきっかけになるような一生の思い出を作るためにこの活動は続いていると僕は思います。

 今回は長くに渡って双葉寮さんとの活動に参加していた4年生たちの最後の活動でした。
 4年生も子どもたちも少しだけ名残惜しそうにしていたのが印象的でした。
 来年は僕らが先輩たちの築いてきた子ども隊のバトンを受け取ります。

 子どもたちの最高の思い出を作り続けるために僕達はまた会いにいきます。
 子どもたちや学生の笑顔を見ることができてリーダーやってよかったなって思います。

 みんなどうもありがとう。また子ども隊で会いましょう。(国士舘大学3年 浅井 弘隆)