静岡県西伊豆町は、年々少子化が進み過疎高齢化が深刻化していっている市町村の一つです。2013年7月18日にゲリラ豪雨で被害を受けた西伊豆地区での復興支援活動を期に、2014年2月に黄金崎の松の木を再生させるということで、宇久須まちづくり協議会の方々をはじめとし多くの地元の方とともに「黄金崎の松の木・再生プロジェクト」をおこないました。夏には西伊豆町の宇久須だけでなく田子や安良里といった地区でもボランティア活動を行いました。西伊豆町の抱える地域問題に対して解決していくためには、どのようにしたらいいかを地域の方々と共に考え取り組みます。

■目的
・西伊豆の観光資源であり、町の宝である黄金崎の松を再生する。
・地域の方々が主体的に地元の宝を守ろうとする力と、学生たちの若さとパワーで、宇久須をはじめとする西伊豆全体の活性化
・地域の方々と西伊豆の魅力を再確認し、私たち学生の熱意と行動力とアイデアで、持続可能な地域支援へつなげる。

■内容
「宇久須まちづくり協議会」の方々が地元で取り組んでいる炭焼きの技術を使い、松枯れの原因とひとつと考えられている腐葉土を学生と地元の方とが一緒になり除去し、昨年のゲリラ豪雨で流木となった木々等を炭化し、林床に木炭を加えることで、黄金崎の松の再生を行います。

■概要
日時:2015年2月19日(木)～2月22日(日)
場所:西伊豆町黄金崎
宿泊:西伊豆町宇久須地区芝公民館
人数:学生70名　地元の方々40名　（予定）
協力：西伊豆町・緑の地球ネットワーク