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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから 香流川は愛知県の長久手市及び名古屋市を流れる一級河川です。2005年の愛・地球博の開催をきっかけに、地域の憩いの場である香流川を綺麗にしたいという地域の声が高まり、2006年に香流川クリーン大作戦はスタートしました。
この香流川を地元にもつIVUSA学生の、もっと香流川を愛される川にしたい、という想いが昨年行われた関東の夢企画ワールドカップ(新規事業コンテスト)を制し、10月25日、26日についに活動が実現しました。
‐活動一日目‐
10月25日、本隊は朝7時に国士舘大学を出発し、予定よりも早く正午前に宿舎である愛知県名東区引山コミュニティセンターへ到着しました。
途中関西学生2名とも合流し、13時から約4時間、翌日本番の香流川クリーン大作戦へ向け雑草刈りや花壇の耕しを3つの現場に分かれて行いました。
現場は決して大きい川ではありませんが、傾斜の激しい場所や深く根のはったつるなどもあり、一同汗をかきながら作業に取り組みました。
地元の方たちと話す場面がよく見られ、非常に和気あいあいとした雰囲気で隊の目的の一つである「クラブ員との関係の見直し」という面にも繋がったのではないかと感じられました。
雑草刈りは45?のごみ袋で92袋分が集まり、最後は高速バケツリレーに見事なチームプレーをみせました。作業後にはその場所に菜の花の種まきを行いました。
天候に恵まれ、快晴のもと作業がはかどり目に見える成果を表せたと思います。
作業後、お風呂で汗を流し夕食を終えたあとは、隊全体で本日の反省点を共有して明日の本番に備えました。その後交流会を行い楽しく一日目を終えました。
‐活動二日目‐
26日は朝6時に起床したあと、ミーティングなどを行い、8時過ぎに香流川クリーン大作戦の集合場所である引山小学校へ向かいました。
9時に「香流川を守る会」の会長である加藤秀平さんから開始が告げられ、IVUSA学生の一人も代表として挨拶をさせていただきました。
現場は5つのルートに担当が分けられ、11時まで賑やかな雰囲気で活動は行われました。中には川に自転車が沈んでいる現場もありましたが、隊員と地元の団体の方とが協力し無事打ち上げることができました。
小学校では、子どもたちに向けての環境教室を行いました。クイズを用意し、環境教室を通して「拾う心より捨てない心」という理念を子どもたちに伝えました。被り物やキャラクターなどが功を奏し、保護者の方、地域の方、たくさんの子どもたちの協力もあって楽しく環境教室を行うことができました。
途中雨も降りましたがすぐに止み、無事に香流川クリーン大作戦は終えることができました。活動全体の参加人数は382名でした。
尚、中部日本放送などから取材をいただきました。
その後宿舎に戻ったあとは、昼食をとり全体で共有ミーティングを行いました。前日はもっと地元の方と交流できたのではないかという反省が上がっていましたが、当日は交流を楽しめたという声が多く聞かれました。
また香流川を守る会の会長である加藤さんが宿舎にお越しくださり、香流川の歴史についてお話をいただきました。加藤さんは香流川の自然が大好きだということをにこやかに伝えてくださり、最後にはこれからもよろしくお願いしますというお言葉をいただきました。また会議の際には、中部地区にもIVUSA学生がいたらとも仰っていました。
その後お世話になった宿舎の清掃を行い、関西学生2名と別れたのち14時にバスで帰路につきました。20時前に本隊学生36名、監督1名、事務局員1名は無事に国士舘大学へ到着し、解散しました。(国士舘大学2年 山口 敬祐)