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2014年度第8回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 10月4日、学生33名、事務局1名で栃尾8次隊の活動が始まりました。今回は、新潟県長岡市にある「愛児園」という児童福祉施設の子どもたちを迎えての交流が主な活動です。

 4日の午前中は、子どもたちと遊ぶために広場の草刈りや、古民家の清掃など、子どもたちを迎える準備をしました。そして昼食を取った後、愛児園の子どもたちが古民家に到着しました。到着後、班ごとでの自己紹介や古民家内でゲームをして遊びました。

 ゲームで盛り上がった後に畑に移動し、さつまいもや大根を収穫しました。古民家に戻り収穫したさつまいもで芋きんとんを子どもたちと作りました。最初、古民家内でゲームしていた時は緊張していた子どもたちでしたが、一緒に作業をしたり遊んだりしている間に距離が格段に近くなったのを感じました。
その後、お風呂に入浴し夕食を食べてから広場を子どもたちと散歩した後に就寝となりました。

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 二日目になる10月5日、子どもたちの中には学生よりも早く起きる子もいて、元気に散歩と体操をしました。子どもたちは笑い声を響かせながら朝から元気に走りまわっていました。
 朝ごはんの後は広場に行ってドッチボールなどを行いました。外から帰ってきてからは前日にとってきたさつまいもを彫り、スタンプを作りました。子どもたちは真剣な目が印象的でした。

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 昼食を全員で取った後に終わりの会を行いました。終わりの会では、愛児園の職員の方々から「また機会があればよろしくお願いします」との言葉をいただくこともできました。
 その後、班ごとに子どもたちへのプレゼントを渡し全員で「世界中の子どもたちが」を歌い、子どもたちを見送りました。子どもたちの「また来たい!!」という言葉が印象的でした。

 子どもたちが帰った後に古民家の清掃を行い、今回の活動は終了しました。(龍谷大学3年 角 笙平)

【プロジェクトリーダーより】
 今回のコンセプトは「きっかけ」

 今回の活動に参加して楽しかった、で終わらせるのではなく、また愛児園の子たちに会うために次の活動にも参加してほしいと思います。これが次の愛児園との活動につながる「きっかけ」になると思います。また、隊員は今回の活動で感じたことを周りに発信し、より多くの人が養護施設や、養護施設で生活する子どもについて知る「きっかけ」になっていると嬉しいです。

 今回の隊に関わってくださった皆さま、大変お世話になりました。ありがとうございました。(日本女子大学3年 宮地 紗瑛)