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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから9月5日から7日までの3日間にかけて、第13回九十九里浜全域清掃大作戦が千葉県九十九里浜海岸にて行われました。今回の活動は、学生271名で行われました。毎年、学童団体の子どもの参加がありましたが、今回は、天候不良により、参加を見送ることになりました。
13回目を迎える今回の隊のコンセプトは、「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE」でした。想いは持つだけでは叶いません。仲間の大切さに気付き、一人の力は小さくても、みんなと力を合わせれば大きな力になるということを意識して活動を行いました。
活動1日目、3日目は天候を気にしながらの活動となりましたが、活動全日学生は元気よく活動を行いました。活動は午前8時頃から開始し午後5時ごろまで行いました。活動中は他の班やグループの人と話ながら、ゴミ拾いをしました。
1日目、2日目の夜には、隊の仲間と交流することを目的として、親睦会が開催されました。
今回、3日目に予定していた、子どもたちの参加と合流後に予定されていた、交流会は天候不良が見込まれたため、実施を取りやめる事になりました。3日目は学生のみで合流を目指しゴミ拾いを開始しましたが、途中天候不良により、合流も中止せざるおえなくなりました。宿泊施設で反対側からのルートとの 合流との形になり、ハイタッチで迎えるかたちとなりました。
3日間にわたる九十九里浜全域清掃大作戦。天候不良にみまわれた中、体力的に厳しい部分もあったかと思いますが、学生も頑張って活動を行っていました。活動を終えて個々人が様々な思いを抱えているでしょうが、活動前と比べて、環境問題に対する意識に大きな変化が見受けられました。
今回のコンセプトは「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE」にあるように、想いは持つことにとどまることなく、みんなで力を合わせて活動をできることができました。(国士館大学4年 菅崎 啓介)
【プロジェクトリーダーより】
九十九里浜全域清掃大作戦も今年で13回目を迎えました。今年は清掃活動を通して九十九里の現状、また日本の浜と向き合うということに特に力をいれてやってまいりました。
活動参加者が多いこの活動で一人ひとりが九十九里のことを考え、全員が一致団結して清掃したいという想いを込めてスローガンを「 ONE FOR ALL ALL FOR ONE 」を掲げました。
IVUSAの活動のなかでも歴史がある九十九里浜全域清掃大作戦。一年生の時から参加している活動でもありそのリーダーをさせていただくということはとても光栄なことでもありましたが、それと同時にプレッシャーも大きく感じていました。わからないことだらけで、準備が進めば進むほど、改めて仲間の存在の大きさ、支援、ご協力していただいた方々への感謝の想いが強くなっていきました。大好きな九十九里のために自分は何ができるのか?自問自答そして試行錯誤しながら臨んできました。
初日、二日目は予定通りに清掃活動が行え、多くの学生は清掃活動自体がはじめてで最初は戸惑いながらやっていましたが、時間が経つにつれ慣れてきて、大きな声を出し元気いっぱいに清掃ができました。
しかし最終日は天候に恵まれず予定されていた地元の学童との活動および交流会を断念せざる負えない結果となってしまいました。最終日、小雨が降る中で活動の中止も考えましたが、清掃は行いました。雨粒がだんだん強くなると比例するように学生の元気、声が大きなものへとなっていきました。途中、これ以上の活動を続行するのは困難と判断したため撤退を余儀なくされました。最後の最後で活動の中断にはなってしましましたが、多くの笑顔、達成感に満ちた顔が見られました。
また私たちが清掃活動を行う上で心掛けている「拾う心より、捨てない心」を行動で示すことができたと思います。活動終え、スローガンであった「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」を実現できた時だと感じました。
最後になりますが、昨年に引き続き、多くの皆様からのご支援ご協力をいただき、無事に活動を終えることが出来ました。心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。(拓殖大学3年 大橋 聡貴)
【活動の成果】
ゴミ1,000袋
(内訳)
旭市 248袋 匝瑳市94袋 横芝光町 202袋 山武市 204袋 いすみ市8袋
一宮町 94袋 長生村38袋 白子町 27袋 大網白里市 35袋
九十九里町 50袋 (順不同)
【協賛】
カルピス株式会社、日本たばこ産業株式会社、相日防災株式会社 (順不同)