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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから8月23日に滋賀県大津市のコラボしが21で開催された「マザーレイクフォーラム 第4回びわコミ会議 2014 ~つながったから、見えてきた!マザーレイクの新しいカタチ~」に参加させていただき、認定NPO法人びわこ豊穣の郷さんとともに琵琶湖オオバナミズキンバイ除去活動についてのご報告、オオバナミズキンバイについての展示を行わせていただきました。
「マザーレイクフォーラム」とは、琵琶湖を舞台に「思い」と「課題」によって『ゆるやかにつながる場』であり、NPO、行政、企業、県民、子供、専門家など、琵琶湖流域に関わる多様な人たちが、琵琶湖を健全な形で次世代に引き継ぐため、みんなで琵琶湖の現状や将来について話し合うための場です。
司会はタレント・ミュージシャンであり、「ミスターびわ湖」の愛称で親しまれている川本有さんと琵琶湖環境科学研究センターの佐藤祐一さんが担当し、とても楽しい雰囲気のフォーラムとなりました。開会では、昨年度のオオバナミズキンバイ除去大作戦にもご参加していただいたこともある、三日月大造滋賀県知事からの挨拶がありました。
午前の部では、山・川・湖・暮らし・海に関する報告を5団体から行い、私たちは認定NPO法人びわこ豊穣の郷さんとともに「湖」の枠で、主に6月29日の「第3回オオバナミズキンバイ除去大作戦」についてご報告をし、除去作業の様子を紹介したり、成果と課題について話をしたりしました。
私たちの発表に対して、三日月大造滋賀県知事からは「オオバナミズキンバイが勝つか、人間が勝つか。頑張って取り組んでいきたいと思います」と激励の言葉をいただきました。
午後の部では9つのグループにわかれ、それぞれのテーマについて話し合いました。 その中での「思いを声に出して見ることが大切。たとえ無理だと言われたとしても、自分たちの考えが他の人にも伝わって、協力してくれる人が現れて実現の方向へ向かっていける」という言葉が印象的でした。「人と人との繋がりが、夢をかなえる」と改めて実感させられました。
グループディスカッション後にそれぞれのグループ発表が行われ、各グループの話し合いの中で出たキーセンテンスについての発表があり、琵琶湖との約束をまとめ、全員で朗読しました。
ブース展示もさせていただき、『「オオバナミズキンバイ」VS「人間」』と題してオオバナミズキンバイの特徴と除去方法、協力することの必要性について伝えました。昨年度からオオバナミズキンバイについて学園祭や市主催の環境フォーラムで発表してきたことやメディアで取り上げられることが増えてきたおかげで、オオバナミズキンバイについて知っていただいていている方、また興味を持っていただける人が増えてきたと感じました。
また元滋賀県知事の嘉田由紀子さんが展示ブースのところに来てくださり、夏に琵琶湖環境保全をテーマにした野外音楽フェスであるイナズマロックで展示ブースを出展する事と650人で3日間かけてオオバナミズキンバイ除去活動を行う事をお伝えすると、「西川さん(T.M.Revolution)も学生が琵琶湖の環境に取り組む事を知ったら喜ぶと思います。650人もくるの?ぜひ若い力で頑張ってくださいね」と言ってくださりました。また、バナキンくんについても「まさに若い学生のアイデアの発想ですね」とコメントしていただきました。
最後に、このマザーレイクフォーラムで発表の機会を頂いた認定NPO法人びわこ豊穣の郷さん、マザーレイク実行委員会の皆様に深く御礼申し上げます。そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(滋賀大学2年 谷 清隆)
※この活動は平和堂財団環境保全活動助成事業「夏原グラント」の助成を受けて実施しています。