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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから 4月20日(土)~22日(月)に、伊豆七島の一つである利島で、代表理事や事務局、学生合せて10名が、夏プロジェクト実施に向けた現地視察を行いました。
このプロジェクトは、6~7年ほど前商社に勤めるIVUSA卒業生(長谷川 誠氏*第5期学生代表)から、「仕事で扱っている椿油の日本一の生産地である利島が、高齢化によって椿油生産の存続が危ぶまれているので、IVUSAで何か出来ないでしょうか」という話を頂き、これまで準備をしてきました。
利島は伊豆七島の一つで、東京から南に約140kmに位置し、周囲約8km、面積4.12k㎡の小さな島です。砂浜はなく、断崖絶壁に囲まれています。
島全体の80%が椿林に覆われ、その数は約20万本と言われています。冬になると島中で咲き誇る椿の花を見ることができ、島内で取れた実を使った椿油は品質が良く、その生産量は日本一です。しかし、人口は約300人と少なく、また高齢化も進んでいるため、椿油の生産だけでなく、椿林の維持管理も困難になってきています。
今回の視察では、実際に作業する椿林の状況把握と、宿泊場所などの下見を行いました。また現地の椿農家の方々と、具体的な作業内容についての調整を行ってきました。
都心で見られる椿は、大きくても人の背丈ほどの高さですが、利島の椿は10mほどの高さがあり、その実は大きくずっしり重いものでした。
椿油は、椿の実から油を絞ります。そのため落ちた椿の実を拾いやすいよう、夏の下草刈りや、秋の枯葉掃除などを行っているとのことでした。
この利島椿プロジェクトは、この夏(8月上旬)2回に実施される予定です。
詳細は、追ってクラブ会やウェブサイトなどで公開していきます。
たくさんの方々のご参加をお待ちしています!!