5月17日、参加者6名で神奈川県横浜市青葉区にある児童厚生施設「こどもの国」で竹林整備活動をしました。
　「こどもの国」は100ヘクタールほどの広大な児童厚生施設です。この広大な土地を持つ園内整備は数名のスタッフで行っており、下草刈りや間伐、遊歩道の修復と言った森林整備が大きな負担となっています。園内整備のお手伝いをすることによって、来園する子どもたちが、元気に安心して自然あふれるこどもの国で遊べるような環境を作っています。

　今回は、先月に引き続き「たけのこ狩り」と竹林整備を行いました。少人数であったので、はじめに、全員で竹林の伐採を行い、そのあとに枝打ちなどを行いました。途中、場所を移動して、「破竹」と「孟宗竹」のたけのこ狩りをさせていただきました。

　今回竹林整備を行った場所は、これまでやっている場所とは違って、整備されていない場所だったので、折れた竹や枯れた竹がたくさんありました。人数に対して、作業の量がたくさんあったので、全員がいつも以上に精一杯活動していました。
　つるが絡まって、たくさんの竹を巻き込み、作業が困難になることもありましたが、スタッフの押山さん、根岸さんをはじめ、全員で協力し合って、竹を取り除くことができました。

　今回は、いつもより作業する場所が整備されていなかったために、危険がともなう現場でもありました。竹の先がとがっていたり、大きな蜂がとんでいたりしました。そんな中で改めて、竹林整備の危険な側面を確認できた一日でもありました。このような経験が、災害救援などの現場でも役に立つと思います。

　作業が終わった後は、作業前と見分けがつかないくらいきれいになりました。（玉川大学2年　中山 理帆）