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三重県熊野市活性化活動(赤紫蘇の植え付け作業)

 5月3日、4日に三重県熊野市飛鳥町の飛鳥熊レス村で赤紫蘇の植え付け作業を関西20人関東2人の計22人の学生とOB・OG3人で行いました。飛鳥熊レス村とは熊野市飛鳥町にある、今回一緒に活動させていただいた、熊野レストレーションさんが管理・運営されている畑です。

 今回も一緒に活動させていただいた熊野レストレーションは東紀州地域の活性化を目指している団体です。この活動では、かつてIVUSAが災害救援活動をさせていただいた熊野市紀和町小船地区産とされている梅を、梅干しとして漬けるための赤紫蘇の苗を植え付ける作業をメインに行いました。

 昨年度の赤紫蘇収穫量は約1.5トンでしたが、地元の梅と赤紫蘇で作られた梅干しが好評だったため、今年度は約3トンの収穫量を熊野ふるさと公社から期待されているそうです。

 約2倍の収穫をするためには人手も必要となります。
 今年もたくさんの赤紫蘇を収穫したい、という地元の方々の想いと私たち学生のパワーで2日目の午前中には予定していた作業を全て終了させました。

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地元の方に植え方を教わっています

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赤紫蘇を植えています

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1日目夜の交流会の様子

 その後は、大泊海岸にて、大雨により海が荒れて打ち上げられた流木を集める作業を行いました。

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海岸清掃の様子

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作業後の集合写真

 活動の最後は、今年世界遺産10周年をむかえる熊野古道の松本峠を全員で登り、熊野の魅力を体感し活動を終了としました。

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熊野古道を登っている様子

 ゴールデンウィーク中日でしたが、渋滞に巻き込まれることもなく20時頃京都駅で解散し、全員無事帰宅しました。

 熊野には知られていない魅力がたくさんあります。今回の活動ではその魅力を全員が体感でき、誰かに伝えたい、また来たい、そのように熊野を好きになるきっかけとなったのではないかと思います。
 地元の方々は、私たちのことを学生としてではなく、一人の人間として接してくださり、話してくださります。言われたことだけをやる。そんなことはもうやめて、もっと、もっともっと期待に応えられる、期待を上回るIVUSAでいたい、そう感じた2日間でした。(立命館大学3年 石脇 菜留美)