私たちIVUSAは毎月、人が入らなくなり荒廃してしまった里山の保全活動をNPO法人愛のまちエコ倶楽部の方々と一緒に行っています。
　2月24日の活動には「居心地の良い区画にする。居心地の良い関係をつくる。」という目標を掲げ、59名の学生が参加しました。今回の作業は里山整備と援農の2つに分かれて行いました。
　里山整備では薪収集、根っこ堀り、枝の選別と移動、丸太運びなどの作業でした。この日はとても寒く雪も積もっていましたが、寒さに負けず楽しい雰囲気で活動していました。これらの作業によってスペースを確保し、今までより居心地の良い区画に近づくことが出来ました。

根っこ堀り様子。

　また、援農ではいちご農家のお手伝いをさせていただきました。出荷するための箱作りやビニールハウスのビニールの張り替え、床の掃除などをしました。

ビニールの張り替え。

熟しすぎた実や傷んだ枝を取り除く作業。

　私たちが行った作業は農家の方からするとほんの一部に過ぎないですが、短い時間でも直接農業に触れることが出来ました。また、農家の方のお話はどれもが新鮮で新しい発見がたくさんありました。
　今回の活動は里山に人々が遊びに来てくれるような場所を目指す第一歩となりました。次回は4月の活動を予定しています。これからもこのような活動を通して地域の方々と繋がりを作っていきたいです。（立命館大学1年 上西 祐里）