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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから3月7日から9日までIVUSA学生139名が新潟県十日町市にて雪原カーニバルの運営ボランティアをしました。今年で26回目を迎えるカーニバルですが、IVUSAとしては今回で14回目の参加になりました。今年の雪原カーニバルのコンセプトは「感謝」でした。
3月7日の13時に宿泊先となる十日町市中里地域にあるユーモールに到着し、十日町市役所中里支所長をはじめとした今回お世話になる方々からごあいさついただきました。その後、雪原カーニバルの舞台となる清津スキー場へ移動し、グループごとに別れてかまくら、ウェルカムボード、IVUSA企画のハートアートなどの雪像の作成にとりかかりました。
2時間作業をした後、宿にもどり十日町市の方との交流会を開きました。十日町市の村山 潤副市長をはじめとする十日町市役所の方々、津南町町議会議員の桑原 悠氏、元気印頑張隊R、清田山自然運動公園の方々、中里商工会青年部の方々がこの交流会に参加してくださいました。
2日目の3月8日、雪原カーニバル当日、朝9時から会場のウェルカムボード、雪像作り、かまくら作り、ドリームキャンドルなどの設置の準備が行われました。また、午後からは子ども向けのイベントや芸能人によるフリーライブも行われ、会場はにぎやかな声が響き渡っていました。
会場の設営と同時に、IVUSAとして露店販売のテントをだし雪室ジャガイモのポタージュ、米粉のパンケーキ、妻有ポークの肉巻きが販売されました。
16時頃からはメインキャンドルの設置が行われ18時半に地元の方々とIVUSAの学生が協力してメインキャンドル約2万本に点火をしました。一つ ひとつに明かりが灯ると共に周囲は暗くなり、会場の景色はとても幻想的でした。一つひとつに「感謝」が込められているキャンドルはとても綺麗でした。
途中、花火もあがり、会場はとても盛り上がりました。雪原カーニバルにお越しいただいた人々からも「人生で一度はみたかったものをみることができて幸せ」 などの声を聞くことができました。
雪原カーニバルが終了した後、宿で交流会を開き、十日町市の関口市長から挨拶をいただきました。3年前の3月12日、東日本大震災やその翌日に起きた長野北部地震当時のことなど、貴重なお話を聞かせていただき、「雪原カーニバルにとってIVUSAは必要不可欠な存在となっている」とおっしゃっていました。
最終日である3日目はカーニバル会場や使わせていただいた施設の清掃を行なった後、10年前に新潟県中越地震 が起こった際に、IVUSAが中里地域にボランティアセンターを設置した建物に行きました。中里支所長がその当時のお話しをして下さいました。
次に IVUSAの第七期学生代表であり、現在十日町市役所に勤めている桑原善雄さんのお話を聞かせていただきました。桑原さんは雪原カーニバルにとって IVUSAは無くてはならないものであり、またこれからはIVUSAも企画側に回って参加できるようになるとよりよいとおっしゃっていました。
またこの雪原カーニバルはIVUSAに属する1年生や2年生の若い世代が多く参加し、始めて「地域活性化」というものに関わる場である。今回のプロジェクトで見て、 感じた事を下の世代の人へと発信していって欲しい。それが十日町の復興へと繋がるとおっしゃいました。関口市長、桑原さんの貴重なお話を聞かせていただいた後、バスに乗り込み地元の方々のお見送りの中お別れをし、その後20時頃に無事に新宿にバスが新宿に到着しました。
最後になりましたが、雪原カーニバルのPVを制作しようとFAAVO新潟というクラウドファンディングで資金を集めました。 そして目標金額の28万円を上回る288,000円もの額を集めることができました。協力してくれた皆様、本当にありがとうございました。詳細は下の URLから見ることができます。(日本大学4年 花岡 篤史)https://faavo.jp/niigata/project/192
【プロジェクトリーダーより】
先日行われた、第26回雪原カーニバル。
私たちIVUSAは「雪原カーニバルなかさ2014活性化活動」と称し、雪原カーニバルを運営し、十日町を盛り上げている方々と共に多くの方を感動させたい、そして、私たちも感動していることを伝えたいという想いから「十日町地域が盛り上がり続けるための原動力となる」という目的を掲げ、活動させていただきました。
カーニバル会場にご来場された方々の「この風景を見るために来て、実際に見ることができて本当によかった」という声を聴いたときは、思わず笑みがこぼれました。
実行委員会の方々、十日町市中里地域の方々、雪原カーニバルにご来場された方々、IVUSAの隊員、それぞれの想いがこめられた手作りのキャンドル2万個が灯った風景はとても感動的でした。
カーニバル当日は天候に恵まれず、吹雪の中での開催となってしまいましたが、凍えるような寒さの中でも地元の方々のあたたかさに触れることができました。
交流会には多くの方々が来てくださりました。ありがとうございます。交流会の間だけの関係ではなく、活動が終わってからも十日町の方々とSNSやEメールで連絡をとっている隊員もいて、十日町の方々のあたたかさを交流会でも感じられることができました。
IVUSAが雪原カーニバルに携わらせていただいてから今回で14回目でした。この14回で築いた十日町と IVUSAの関係をここで終わらせず、今後も築いていきたいと思っております。
雪原カーニバルなかさと2014活性化活動を行うにあたって、ご支援ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。(国士舘大学2年 笠井 菜瑠美)