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2月度クラブ会(立命館大学BKCクラブ)

 2月3日に、2月立命館大学BKCクラブ会が行われ、BKCの会員69名が参加しました。今回のクラブ会は4年生が後輩に送る最後のメッセージの機会として行われ、全て4年生が製作しました。テーマは『BKCを、取り戻す』です。目の前の人やモノに真剣になるという、BKCのアイデンティティを思い出してほしいという願いをこめたクラブ会でした。

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コンセプトを説明しています

 内容としては、図上における現場演習のワークを二本行いました。一つ目は、天草における流木撤去活動をイメージしたものです。1,000kgの流木を撤去するのに隊員を効率よく、また安全に動かさなくてはなりません。
 しかしすべての班が満潮時の現場消失を予測することができずに活動時間を大幅に失う結果となりました。また最初からこのワークの達成は無理だと決めつけ取り組んでいる姿勢もあり、4年生が残したいBKCの姿ではありませんでした。それについて4年生から指摘があり、気を引き締め直して二つ目のワークに挑みました。

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グループで話し合っています

 二つ目は水害における災害救援をイメージしたものです。7件のお宅のニーズの達成と、追加ニーズ3件をクリアすることがゴールです。お宅の事情に合わせた臨機応変な対応と、流動的な隊員の移動が求められました。各グループは一人ひとりが自分の役割をこなし、また意見を言い合いながら隊を動かしていました。結果、一回目のワークより大変よい結果を残すことができ、完全清掃を達成したグループは3つもありました。

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先輩からアドバイスをもらっています

 このクラブ会で一人ひとりが自分に足りない所を自覚すると同時に、仲間の大切さを感じているようでした。これからも先輩から受け継いだBKCとしての誇りを胸に、社会に挑戦していってほしいと思います。(立命館大学4年 澤井 隆彰)