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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから 12月1日(日)に第3回利根川清掃を実施しました。今回の活動には主に東京家政大学 クラブと東洋大学クラブの34人が参加しました。午前10時に埼玉県加須市の新古河駅に集合し、利根川水系の渡良瀬川へと移動、4~6人グループ分かれ、ルートごとに清掃を開始しました。今回のルートは事前に下見に来たときにゴミの量などを見て決定されたものです。天気は晴天、風もほとんどなく、とても気持ちのいい日でした。
渡良瀬川周辺には様々なごみがあり、川から流れてきてひっかかったようなものや、埋まっているもの、粗大ごみやタイヤなど、故意に捨てられたと思われるものもありました。回収されたごみの処分は、渡良瀬遊水地出張所の方々に来ていただきお願いしました。
お昼を食べた後にはグループワークと交流会を行いました。グループワークでは、まず清掃を行ったグループごとに「自分の思い描いていた利根川と、実際に清掃活動を通して見た利根川との違い」や「清掃活動の反省、活動をより良くするために」などについての意見交換をし、その後全体でも共有しました。『活動をより良くするために』というテーマで出てきた提案としては「地域の人を巻き込んでの清掃活動を実施する」や、「今回は午前中だけ清掃活動だったので、活動時間を増やして午後の時間も清掃する」などが多く挙げられました。今回で出てきた反省点や提案を活かし、より発展した活動にしていきたいです。
交流企画では「人間イス」、「けいどろ」などをしてたくさん体を動かし、楽しい時間を過ごしました。なかなか会えない東洋クラブのメンバーと交流ができたのはとてもいい機会となりました。今後もこのようにして交流会を開けたらいいねと参加したメンバーから声を聞くこともできました。今後は学生だけでの交流に限らず、地域の方々との交流も実施できたらと思います。(東京家政大学1年 田代真理)
【プロジェクトリーダーより】
昨 年は実施できなかった利根川清掃活動ですが、無事に怪我なく活動を終えることができ、協力してくれたメンバーには本当に感謝しています。そして、清掃の最後に私たちが拾ったゴミを回収した下さった渡良瀬遊水地出張所の方々、本当にありがとうございました。
一級河川として生活資源には欠かせない一部の利根川ですが、河川周辺には人が捨てたと思われるゴミがたくさんありました。業者の方も定期的に清掃をしているとのことですが、特に不法投棄による粗大ごみの処分は業者の方々だけでは追いつかないのが現状のようです。特に重金属類や生物に有害な化学物質が含まれるゴミは河川周辺の環境汚染につながる深刻な問題です。
今後もこの問題の解決に向けて、アクションを起こせるような活動をしていきたいと改めて思うことができました。(東京家政大学3年 川島 悠)