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宮城県山元町復興支援活動(助成:住友商事 東日本再生ユースチャレンジ・プログラム)を行いました

 11月30日・12月1日の活動には、学生10名、OB1名、事務局1名が参加しました。 

12月1日(日)

 半日のみの活動となる二日目は、主に普門寺での活動になりました。

 参加者4名は一日目に引き続き普門寺の一室でパテ塗りの作業を行いました。IVUSAがはじめて訪れた2012年の4月ごろと比べると、普門寺の変化は顕著であり、住職さんやお寺ボランティアセンターの方々の努力や、普門寺への思いを感じることが出来ました。
 今回その力の一端を担わせてもらったことを嬉しく思います。

 残りの参加者7名は普門寺の外で、木材を使い薪割り・ベンチ作り・テーブル作りを行いました。前日同様多くの方々と一緒に活動させていただき、動力系資機材を利用した作業の方法や、工具の取り扱い方などを指導をしていただきました。
 テーブル作りの活動で仕上げの際、テーブルに「IVUSA」と文字を彫ってくださり、文章で上手く伝えられないのがもどかしいのですが、とても感動しました。
 住職さんやテラセンの方々はじめ、お世話になった人と集合写真を撮り、最後に山下中学校で演奏会イベント後の片付けを行いました。普段とは違うこの活動も、テラセンの藤本さんが私たちにまわしてくれた活動であり、感謝したいです。

 またそのイベント会場で、去年度の秋にお宅で作業させていただいたお父さんに再会しました。
 1年ぶりだったのにも関わらず「上手いもん作ってやるから遊びに来いよ」と言ってくれ、IVUSAと山元町の繋がりを改めて感じました。

 山元町はようやく復興に向けてのスタートラインに立つことが出来たように感じます。これから新たに創られていく山元町に、IVUSAとして携わって行きたいです。

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11月30日(土)
 昨夜、活動の拠点とさせていただいている普門寺に到着した活動前の私たちに、お寺ボランティアセンターの藤本さんに山元町のオリエンテーションをしていただき、その最後に「たくさんの山元町の人がIVUSAの学生が来るのを楽しみにしている」と私たちにとって非常に嬉しい言葉をいただきました。

 山下中学校元校長の渡辺 修次さんに、震災復興のモニュメントとして残されようとしている中浜小学校を案内して頂きました。建物内部は震災当時の状況がそのまま残っており、津波から避難するために生徒や教師が過ごした屋根裏部屋など、普段立ち入ることのできない場所を見学する事ができ、被害状況など貴重なお話も聞かせていただきました。その後坂元駅にて同様に当時の被害について説明していただきました。

 その後、7名でお寺ボランティアセンターや、日本財団、関東風組、国境なき奉仕団など様々な方々とイグネの伐採の活動をしました。そこで、チェーンソーの取り扱い方を丁寧に指導していただき、実際にチェーンソーを扱わせていただきました。
 チェーンソーは非常に便利な道具ですが、その危険性もしっかりと学ぶことができました。

 もう一つの活動では、隊員5名が民家の畑でがれき処理の活動を行いました。震災から長い月日が経ったにもかかわらず、畑からは多くのがれきが掘り出され、復旧活動の不十分さを感じました。
 また、民家のご主人がとても気さくな方で、「いつでも泊まりにおいで」と言われ、IVUSAと山元町のつながりを感じることができました。

 夕食後はIVUSA特別顧問の黒澤司さんはじめ、共に活動させていただいた方々と懇親会を行い、有意義な時間を過ごす事ができました。
 残り少ない活動時間ですが、精一杯活動に励みたいです。

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