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The MATSURI サミット in 関川 運営サポート

 IVUSAと関川村との関係は、2004年に「自分の故郷でIVUSAの活動がしたい」という学生の夢企画から始まりました。10年前から、昭和48年8月28日に発生した「羽越水害」の慰霊と、昔から村に語り継がれている「大蛇伝説」をテーマとした、「えちご関川大したもん蛇まつり」の運営サポートを毎年行なっています。

 今年が巳年であること、そして「大したもん蛇祭り」が25周年を迎えた節目の年であることから、関川村で10月5日、6日に「The MATSURI サミット in 関川」が開催されることになり、今回IVUSAはその運営スタッフとして関わらせていただきました。
 10月5日朝7時、関東と関西から約50名ずつが関川村へ向けて出発しました。関東組は13時に関川村到着し、内職班とゴミ拾い班に分かれて作業しました。

※内職班は、イベントで販売するヘビのぬいぐるみに大したもん蛇祭りの缶バッジを付ける作業を実施

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内職班の作業風景

 会場清掃班は地域を分担してゴミ拾いを実施しました。作業が早く終わり、終了後は、「関川村を知る」ということを目的に関川小学校や大蔵神社、村指定文化財の渡邊邸など、下関集落周辺を散歩しました。

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ゴミ拾い、散歩の様子

 その後、17時頃からは自由行動とし会場の屋台や舞台を見たりして、それぞれが関川村の雰囲気や祭りの雰囲気を楽しみました。そして21時前頃から、夏や冬の活動でお世話になっている方々が宿舎を訪ねてきて下さり、様々なお話を聞くことができました。

 2日目(10月6日)、学生は朝5時に起床し、6時に祭りスタッフの方々と全員で集合し流れを確認したあと、それぞれ配置につきました。パレードが行われる会場の両脇など、歩行者通路の警備が本日の業務です。

 11時から国道を通行止めし、半から関川村の大したもん蛇を先頭にパレードが始まりました。ディズニーや札幌、沖縄などの地域のお祭りから、合計15団体が集まってパレードをしました。最後には午前中に行った大蛇が折り返し、観客も多いに盛り上がりました。本日の来場者数はなんと、村民の人口の10倍を超える、9万人だったそうです。

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会場・会場整備の様子

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パレードの様子

 いい天気で、日差しの中のイベントでしたが、無事終了しイベントが終了し、最後には「冬もこの関川村で待ってるよ」という声が聞くことが出来ました。(日本大学4年 花岡 篤史)

【プロジェクトリーダーより】
 今年の夏に大したもん蛇まつり活性化活動で関川村に訪れましたが、秋にもまた「The Matsuriサミットin関川村」のお手伝いで帰ることができました。10年目の節目の年に、100人で活動でき本当に感謝しています。10年間の活動があるからこそ、このような関川村にとっての大きな一歩となるイベントにも呼んでいただけるようになり、これは10年間の活動の功績だと思っています。今回はまつりサミットの成功の一助となることを目的とし、10年間の活動で作り上げた未来を深めていきました。

 イベント当日は天候にも恵まれ、2日間で述べ10万人の観客が村に訪れました。運営チームとイベント協力者、IVUSAとが連携し、観客に感動と興奮を与えることができたと思っています。わたしたち自身も観客の方々や村の方々の楽しそうな顔を見ながらサミットの熱気を直に感じることができました。このような素晴らしいイベントを作ってくださった村長、リーダーの加藤 龍さんをはじめめとする運営チームのみなさま、迎えて下さった関川村の方々に改めて感謝いたします。そして関川村の次なる一歩にまたIVUSAが関われたら嬉しいです。(立命館大学3年 上野 涼子)