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中国黄土高原緑化プロジェクトは終了しました

10月27日

 昨晩は中国での最後の夜ということもあり、
 皆で夜更けまで語り合いました。

 翌朝未明には北京のホテルを発ち、
 朝の9時前には、飛行機で関西空港と羽田空港に向けて出発をしました。

 この9日間を通して、8人の学生全員が、
 中国との密な交流ができたことをうれしく、そして誇りに思っています。

 現地カウンターカウンターパートの皆様をはじめ、多くの方々に支えられながら、当たり前のように活動が行えたことに、心より感謝いたします。

 それでは、
 明年、再?(また来年、さようなら)。

立命館大学4年
本隊学生リーダー
村田 尭弘

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10月26日

 今日は一日北京観光をしました。参加者8人と中国人のボランティアの学生2人を含めた10人が、男子グループ、そして女子は2グループの合計3グループに別れました。それぞれがカウンターパートの方のお宅へお邪魔させていただきました。

 私のグループは北京の地下鉄とバスを乗り継ぎ、この活動中ずっと一緒に行動していただいた中国国際人材交流中心のハンさんのお宅へ行き、餃子作り体験をしました。日本の餃子は、出来上がっている皮を買ってきて中身を詰めるだけですが、今回は皮を伸ばして作る作業から体験しました。ハンさん監修のもと、女子三人は四苦八苦。しかしお店で食べる餃子顔負けの餃子が完成し、全員感無量。普段はできない貴重な体験をし、中国の文化を肌で触れることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 ハンさんのお宅を後にし、またバスと地下鉄を乗り継ぎ私たちは天安門広場に向かいました。中国の歴史では欠かすことのできない場所である天安門広場。着くまで私たちはドキドキと不安でいっぱいでした。
 いざ、そこへ着いてみると私たちは圧倒させられました。まず、広場の広さは もちろん、他にも歴史の重みをとても感じることができました。観光客だけでなく、現地の人もたくさん広場にあつまっていて、今でも中国にとってとても重要な場所なのだな、と言うことを実感しました。そのあと王府井など数か所の観光地につれていってくださり、とても楽しい一 日を過ごすことができました。

 ホテルに戻ってから、中国国際人材交流中心の于さん、許さん、ハンさんそして学生ボランティアの鄭さんを交えて夕食を共にしました。それぞ れにこの活動をとおして感じたことを共有し、あらためてこの活動の存在意義というものをみんなも感じられたのではないかと思います。
 この政治状況が厳しい中、受け入れをしていただいた魏書記を始めとする建平県のみなさま、そして毎年お世話になっている北京の中国国際人材交流 中心の方に対する感謝というものを忘れたらいけないな、と強く思いました。そして日中友好のために必要なことがなにかあらためて考えさせ られるとても有意義で実りのある時間になりました。

 明日、いよいよ日本に帰ります。この中国隊9日間の間に感じたたくさんのことを、しっかり自分の中で整理し、周りの人に発信していきます。(滋賀大学3年 中神 詩野)

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10月25日

 今日は6日間滞在した遼寧省建平県を発ち北京市へと向かいました。
 朝9時に中国共産党青年団建平県委員会の方々と共にバスに乗り込みホテルを出発、途中、北京市内で昼食をと り16:30に北京での滞在先である二十一世紀飯店に到着しました。

 建平県の青年団の方々の見送りはここまでとなります。
 青年団の方々と隊員一人一人が握手をしながら「明年再見」「謝謝」と挨拶をかわし、最後に魏暁民書記に写真と メッセージ付きのカードを渡しました。

 この6日間、建平県の方々には本当にお世話になりました。彼らに笑顔で「明年再見」と言って頂ける度に、建平 県に戻って恩返しをしようと強く思いました。

 その後、北京外国語大学日本語科の学生2人が合流し、ホテルの近くにあるスーパーで買い物をしました。
 2人とも日本語が流暢でスムーズに会話ができました。冗談を言って笑い合うなど学生同士の交流は、社会人と 方々との交流とは違った面白さがありました。
 スーパーで買い物を済ませた後、ショッピングモールのフードコートに移動し夕食をとりました。餃子やチャーハンなど日本人の口に合うものが多くおいしくいただきました。(関西大学3年 大杉 彰宏)

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10月24日

 今日は先日延期となった植林活動を行いました。今日まで掘った穴に、カウンターパートや警察、林業局の方々と一本一本育つように、と心を込めてコノテガシワという木を植えました。午前は51本、午後は58本の用意してくださった木を全て植林することができました。また、22日に各自が見つけた石に自分の名前を書いていただき、自分が植えた木のそばに置かせてもらいました。
 植林した後、全員で記念撮影や、カウンターパートや警察、林業局の方々と私たちで写真を撮りあいながら交流をしました。

 今日はホテルではなく、建平県沙海鎮政府会館の食堂で昼食をとりました。中国の方々と自然と会話が弾み和やかな雰囲気で過ごしました。

 また、今晩は、19日から宿泊している建平県国際ホテル主催の送迎会を開いていただきました。学生は浴衣に着替え参加しました。ご挨拶を賜り、栄誉証書、中国青年団のベスト、切り紙をいただきました。政府の方々をはじめ、今回の活動に関わった方々と活動をふり返りつつ、本日まで行動を一緒にした方々と別れを惜しみつつ送迎会を終えました。(日本大学3年 薄井 聡之)

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10月23日

 今日は、当初の予定では午前に植林活動を行う予定でしたが、昨晩の雨により現地まで向かう道が通行困難なことが予想されたため、明日に延期となりました。
 その替わりに、明日の午前に予定されていた博物館などの見学を今日の午前にし、午後は予定通り建平県第二高校の生徒たちとの交流歓迎会に参加しました。 朝食をすませた後、ホテルから車で約90分の場所にある地質化石公園に行きました。中国は世界でも有数の化石大国ということで、展示物も多数あり、また、実際の発掘現場を見学することもできる非常に大きな施設でした。

 昼は、朝陽市内にあるレストランでいただきました。ホテルの外でご飯を食べるのは今回初でしたが、参加者一同箸が止まらぬほどおいしかったです。
 昼食を取った後は朝陽北塔博物館を見学しました。仏舎利をおがみ、北塔にも登って、朝陽における仏教の歴史の一端を感じました。 そしてまた車をとばし、牛河梁遺跡を見学しました。ここでは数々の出土品を見ることができ、紅山文化について知ることができます。
 今日見学した全ての施設では、それぞれガイドの方がついて下さり、それを通訳の方が全て訳して下さったので、中国の歴史と文化に関する理解をより深めることができました。
 建平県第二高校では、まず食堂で夕食をいただき、交流歓迎会に参加しました。校長先生や宮崎団長からのあいさつをいただいた後、両国代表からの出しものとしてそれぞれ歌や踊りを披露しました。

 交流歓迎会はとても盛り上がり、最後は肩を組み、手を繋ぎ、輪になって歌い、写真をたくさん撮りました。 参加者一人ひとりが、このプロジェクトの目標である日中友好の絆を築けたのではないかと思います。 今日は隊員の誕生日でもあったので、帰りにレストランに寄ってサプライズパーティーを開きました。
 全員ホテルに帰るまで終始笑顔が絶えない楽しい一日でした。 (龍谷大学1年 行川 夏子)

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10月22日

 本日、作業3日目です。

 これまでと同じように植林のための穴掘りを行いました。
 午前中は40、午後は27の穴を学生だけではなく、現地の方と一緒に掘りました。

 今日は作業の進行だけではなく、コミュニケーションをとることを重視し、中国語と英語を交えながら会話を楽しんで共に汗を流しました。
 「兄弟や姉妹はいるの?」「来年も来てくれる?」と国籍にとらわれず、友だちのように話せたことが嬉しかったです。
 しかし、「中国に来るのをお母さんは賛成してくれた?」と聞かれたのは、やはり少なからず外交問題が頭の片隅にあるのも事実だと、改めて 感じた瞬間でした。

 夜には遼寧省・朝陽市・建平県それぞれの政府の方がいらっしゃり、夕食会が行われました。
 ご挨拶を賜り、美味しい夕食に舌づつみを打ちながら楽しい時間を過ごしました。(国士舘大学4年 林 光香)

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10月21日

 今日は午前に昨日と同じ作業現場で穴を掘り、午後は中国9次隊が作業した現場を見学に行きました。

 午前は昨日と同じくホテルのバイキングで朝食をとり、車で作業現場へ移動しました。
 午前は体調不良者が2人出てしまったためIVUSAメンバーは団長を含め7名、中国の現地スタッフも合わせて総勢約20名で植え穴を掘り 作業を行いました。
 皆昨日からの作業での筋肉痛と戦いながら、15個の植え穴を掘りました。

 その後ホテルに戻り、全員合流し昼食をとりました。

 午後からは2012年の3月に中国9次隊が植林作業を行った現場の見学に行きました。今回の中国10次隊9人のうち7人が9次隊参加者 なので、この再訪問をとても楽しみにしていました!
 去年自分の名前を付けて植樹した木と写真を撮ったり、今回は来れなかったメンバーの木々を見て回りました。
 自分たちが植えた木々が中国の地に根を張っているのを見ることができ、とても感動しました。

 その後ホテルで夕食を取ったあと、希望者と現地スタッフの方で最近出来たという百貨店に買い出しに出かけました。日本にはないものがた くさんあり、現地スタッフの方とコミュニケーションを取りながら見て回りました。とても楽しい買い出しになりました。(法政大学3年 土井 鈴菜)

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10月20日

 今日は、午前と午後に植林するための穴を掘り、夜はホテル主催歓迎会を開いてもらいました。

 朝は、ホテルのバイキングで朝食をとりました。中国の朝食でポピュラーな揚げパンやお粥などもあり、力一杯活動するため、美味しく たくさんいただきました。

 ホテルから車で約40分の場所にある、建平県沙海鎮の植林項目区が今回の植林活動の場所になります。

 中国の現地の方々やカウンターパートの皆様、沙海鎮長や植林の指導をしてくださる林業局の方々、活動場所まで護衛してくださってい る警察の方々と、日本代表であるIVUSAメンバーは団長を含め9名、合わせて総勢30名で活動を行いました。

 今日は、植林するポイントに穴を掘り、穴の周りを掘り出した土で囲う作業をしました。
 なだらかな山の斜面に掘るため、木が少しでも多く水を吸収出来るように、穴の下側にだけ土を盛ります。

 横幅1メートル、縦幅60センチ、深さ40センチの穴を作ります。

 スコップとつるはしを使ってやっと掘れるくらいに硬い土質で、石もゴロゴロ出てくるほどです。

 作業の合間に、一緒に作業をしてる現地の方々と写真を撮ったりジェスチャーや文字を書いてお話をしました。
 たとえ言葉がお互いに通じなくても日中両国の青年が共に植林活動で汗を流し共に活動し交流をするだけで、友情を感じました。

 午前は9時から11時で44個、午後は15時から17時で38個、合計82個の穴を掘りました。
 夜は作業着からスーツなどの正装に着替え、ホテル主催歓迎会にて、県の副県長さんからお言葉をいただき、乾杯をしました。

 円卓を囲って食事をし、IVUSA側からは宮崎団長と村田リーダーからも挨拶をして、中国流の乾杯を何度もしました。気づいたら ベッドに横になっているほどに、楽しく有意義な時間はあっという間でした。(神奈川大学4年 山中 美恵子)

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10月19日

 ついに中国隊一日目を迎えました。本日は関東関西に分かれてそれぞれ成田と関西国際空港から飛行機に乗り北京空港でお昼頃落ち合いました。そのままカウンターパートの方とお会いして自己紹介をし、バスに乗り込み遼寧省朝陽市建平県へ移動しました。
 バスは途中2度のトイレ休憩をはさみ、夜6時半ごろにホテルに到着しました。ホテルに着いてから、バイキング形式のご飯を食べ、それから少し遅めの結団式を行いました。長旅でみんな疲れて いますが、元気です。明日から始まる作業に備えて、早めの就寝をとります。(滋賀大学3年 中神 詩野)

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