8月4日から10日(1次隊:8月4日から7日、2次隊:8月7日～10日)まで東京都利島村で利島活性化プロジェクトが行われ、学生74名、事務局1名が参加しました。

　利島は東京都伊豆七島の一つであり自然豊かな島です。椿油の生産量が全国一位でありながらも、島の高齢化によって椿油生産の存続が危ぶまれ ている現況からIVUSAの新規事業として今回の活動が行われました。

　主な活動は椿畑の整備です。下草を熊手でかき集めて燃やし地面をきれいにする作業を行いました。これは9月中旬から落ち始める椿の実を収穫 しやすくするための大切な作業です。慣れない作業で初めは戸惑いながらも農家の方と一緒に作業をすることによってコツを掴み、スムーズに作業 をすることができ、ニーズをしっかり達成することができました。

　活動中は椿畑の整備以外にも、農家の方や役場の方々との懇親会を行ったり、椿油の生産工場の見学をさせていただいたりしました。懇親会で椿 油に対する農家の方の想いや島の魅力を聞いたり、椿油の生産過程を工場で見て学んだりすることによって、利島や椿油に対して更なる理解を深め ることができそれらの魅力を改めて実感することができました。

　「期待以上の活動をしてくれた」「またいつでもおいで」という声を多くの農家の方々からいただき、この活動をしっかりと継続させていきたい と強く思いました。今後も活動中に肌で感じた島の方々のあたたかさ、豊かな自然、椿油の魅力を発信していきます。（立命館大学4年　北迫 菜津美）