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夢企画合宿を行いました(東京家政大学クラブ)

 9月10、11日の2日間にわたり、東京家政大学にて参加者22人で夢企画合宿を行いました。今回の活動の目的は、クラブ全員で社会と向き合い、10月の定例会で行われる夢企画(新規事業)コンテストに向け、企画書を作成するということです。夢企画コンテストとは、社会で問題になっていることに対してIVUSAでどんなことが出来るのかを考え、クラブごとに企画し、投票するというものです。

 活動1日目の内容は、合宿が始まる前に「教育」をテーマに各自新聞からピックアップしたことを調べ、全員発表しました。ピックアップしたことに関連する記事をたくさん用意し、各自準備をしてきていることが伺えました。
 理科離れが進んでいること、学校の耐震や防災、児童養護施設の進学率など、「教育」をいろいろな角度から見た問題が挙がってきました。発表後に調べてきたものが似ている同士でグループを組み、パソコンや、図書館、大学の先生など学校の施設を利用し、グループごとに企画を作成しました。各グループ時間までしっかりと調べている様子でした。

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 宿舎は学校内の宿泊施設を利用し、夜は夢企画から離れ、クラブ内の交流をメインに行いました。

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 活動の2日目は自分たちで考えた企画をパワーポイントで発表しました。社会性や話題性になる企画を目標に、各グループ問題に対して学生には何ができるのか、いつ、どこで、誰に協力してもらうのか、など具体的に企画を立てていました。

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 今回の活動では、新聞を読み、問題を見つけ、自分たちにできることを考えてゆきました。社会で起こっていることを見直し、また、そこから学生にできることを考えることで、今の自分にできること、できないことを確認することが出来ました。学生は微力ではありますが、何もできないわけではないと感じました。

【参加者の声】
 合宿では、まずみんなでそれぞれ持ち寄ってきた教育に関する記事を発表しました。正直な所、私は誰かかぶる人がでて来るだろうと思っていたのですが、見事なまでにみんなバラバラで、観点がこうも違うのかと思いましたし、こんなに問題があるのかと実感しました。調べるとどうすることも出来ない問題がたくさんあり、学生でできることは極僅かなんだとショックを受けました。
 発表はとても緊張しましたが、この問題について知ってもらいたかったのでしっかりと発表することが出来ました。発表後に「良いアイデアだったよ」といろんな人に言ってもらえてすごく達成感がありました。しかし、ここで終わったら合宿に参加した意味はないと思っています。次は定例会で発表できるように、これからもっと企画を練っていきたいです。(東京家政大学1年 榊原 由佳)

 クラブ合宿をするのは初めてで、どんな2日間になるのだろうと、ワクワクしていました。1日目は2日間目のプレゼン発表のための調べ学習を行いました。夜は夏のプロジェクトに行った1年生がほとんどいたので、その話で盛り上がり、来年また行きたいと話していました。
 家政クラブは月1ほどしか会わないので、普段なかなか会えない先輩とも話ができて良かったです。2日目の発表では、思った以上にプレゼンが濃い内容でした。これから夢企画について沢山の人と考えていきたいです。(東京家政大学1年 根津 愛理)