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千代田区の第27回神田すずらん祭りに参加しました(日本大学三崎町キャンパスクラブ)

 6月30日(日)、東京都千代田区にある神田すずらん通りで「神田すずらん祭り」が開催され、私たちは千代田区社会福祉協議会が出展するブースの運営の手伝いとして参加させていただきました。お祭りには、小さい子どもからお年寄り、外国人までたくさんの人が訪れていました。よく晴れて蒸し暑い中でしたが、一年生も含めみんな笑顔でお祭り自体を楽しみながら活動を行うことができました。

 千代田区社会福祉協議会では、区内の高齢者向けに「ふれあいサロン」というプログラムを恒常的にやっています。そこにIVUSAも参加させていただいています。今回は、私たちが普段活動している三崎町サロンのPRも兼ねて、このお祭りに参加させていただきました。
私たちが参加した露店では、「みんなの未来をまもりたいぞう」と「リボンレイ」の販売や売り込み、「切手整理ボランティア」などをしました。

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 「みんなの未来をまもりたいぞう」とは、社協の方と被災地から千代田区に避難されている方々 が被災地支援を目的に作成している、ゾウの形をしたタオルです。「リボンレイ」は、私たちが普段参加させていただいている三崎町ふれあいサロンで、私たちも実際に制作に携わらせていただいたストラップです。販売をしていると多くの方々が興味を示してくださり、まもりたいぞうが作られた経緯や、これらの売上の一部が区内避難者への支援金につながることなど詳しく説明すると、たくさんの方々が購入してくださいました。

 切手整理ボランティアは、使用済み切手の周りを5mm程残し、はさみで切り取ってもらうという簡単な作業でした。普段は捨てられてしまうような使用済み切手も、実はお金に変えることができ、それが社会貢献活動の支援金になります。お祭りに訪れた人たちに、このような社会貢献の仕方もあるということを伝えることができたと思います。

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 今回参加したメンバーの中には、学校の近くにこのような商店街があることや、区内避難者がいらっしゃることを知らない人も多く、ただ露店の運営を手伝うだけでなく、社協の方々 や、お祭りに来た地元の方々との交流によってたくさんのことを知ることができ、これからも千代田区に住む人々のためにできることは無いかと考えるきっかけになりました。

 また、別の露店を出店している方々と交流する機会もあったのですが、話をさせていただいた方の中には、絵を売ってその売り上げを被災地に何十万円も送っているという方もいらっしゃいました。メンバーがIVUSAの話をすると、「私たちは(高齢のため)現地に行くことができないから、このような支援しかできないが、その分あなたたちには頑張ってほしい」と言ってくださいました。

 すずらん祭りを通して、近隣大学の学生や、千代田区に住むお年寄りの方など多くの人と交流できたことで、IVUSAを知っていただくきっかけや、区内のことをより知ることができたことで、私たちのクラブが千代田区に溶け込むきっかけにつながったのではないかと思います。(日本大学2年 茂木 依里奈)