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第12回九十九里浜全域清掃大作戦は終了しました

 第12回九十九里浜全域清掃大作戦は無事に終了しました。
 関係者の皆さま、ありがとうございました。

9月1日

 活動最終日は、活動中の宿であった白子荘の清掃を行いました。長距離の清掃活動の疲れを癒してくれた宿舎に感謝の気持ちを込めて、皆で丁寧に清掃しました。宿舎清掃後には各班で最後の班ミーティングを行いました。今回の活動を振り返り、皆で共感し合い、笑顔がこぼれている姿は、活動を通しての成長を物語っていました。班ミーティングを終え、いよいよ九十九里浜、白子荘に別れを告げるときがやってきました。皆活動風景を思い浮かべながらバスに乗り込み、白子荘を後にしました。

 3日間にわたる九十九里浜全域清掃大作戦。真夏の炎天下の中、体力的に厳しい部分もあったかと思いますが、学生同様、子どもたちも頑張って活動を行っていました。活動を終えて個々人が様々な思いを抱えているでしょうが、活動前と比べて、環境問題に対する意識に大きな変化が見受けられました。
 今回の活動コンセプトが「前進」であるように、学生や子どもたち、地域の方々、活動に関わった全員が九十九里浜の未来に向けて前進することができました。この「前進」は今回の活動に留めることなく、今後の活動へもつなげていきます。

8月31日

 本日は活動最終日ということもあり、参加者にも疲労の表情が見受けられましたが、昨日までの反省や改善点をもとに全力を尽くし、この活動を成功に導きたいという思いで活動しました。

 活動開始前の円陣では、リーダーの渡辺健太が「合流地点で感動を味わおう」と述べ、参加者全員が合流時のイメージを膨らませました。

 本日は清掃場所を二つに分け、2日間活動を共にした子どもたちと清掃を開始しました。一つのグループは九十九里浜の北側から、もう一つのグループは南側から清掃し、本日合流を迎えます。学生と子どもも、合流に向け、暑さや砂嵐にも屈することなく歩みを止めませんでした。

 ついに合流の瞬間です。遠くから「えっさ、えっさ」と掛け声が聞こえ、次第にはっきりと反対側から歩いてくる仲間たちだとわかりました。皆の気持ちは合流に向け、更に高まり、互いに最後の力を振り絞り、声を掛け合いました。リーダーを中心とし、反対側のルートで同じように頑張ってきた仲間との再会を果たしました。この3日間の苦労や努力があってこその感動がありました。

 共に活動してきた仲間と喜びを分かちあうことが出来、たくさんの素敵な涙を見ることが出来ました。
 感動を分かち合い、一致団結した後は交流会です。学童、保護者、地域の方々が振舞ってくださったご飯を美味しくいただきました。これまでこの活動に関わっていただいた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
 子どもたちが迫力のある和太鼓の演技を披露してくれたり、一緒にゲームをしたり、和やかな雰囲気の交流会でした。最後に共に活動した子どもたちと学生、約400名でよさこいを踊り、更に皆の心が一つになったと感じました。

 九十九里浜の清掃活動は本日で終了しましたが、今回のプロジェクトはまだ終わっていません。明日も気を緩めることなく後片付けをします。

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8月30日

 猛烈な暑さの中、活動2日目が始まりました。昨日の疲れが残っている人も見受けられましたが、清掃前の円陣で力が湧いてきました。裏庭に集合し、今日一日、共に活動する子どもたちと対面しました。昨日の活動も参加してくれた子どもがほとんどだったので、どの班もすぐに打ち解けられている様子でした。

 今日の活動は合計で4つのルートに分かれ、清掃を行いました。それぞれルートの長さ、場所や活動人数は異なりますが、昨日よりも元気よく、当たり前のことは当たり前にする、この2つを意識して活動に臨みました。作業に入ると昨日よりも風が強く、そのため足取りが重くなり、ペースが落ちてしまいました。子どもたちだけではなく、学生にとっても体力を要する作業となりました。ですが、そんな辛さを吹き飛ばす出来事がありました。

 それは、昨年共に活動した子どもと再会を果たしたことです。昨年度とは異なる立場で子どもと接することが出来ました。第12回九十九里浜全域清掃大作戦でのコンセプトである「前進」にもあるような、子どもの「前進」、成長した姿を、活動を通して感じ取ることもできました。

 作業時間が最も長い今日の活動を終えた学生と子どもたちの顔は、出発のときの表情とは違い、長距離清掃を成し遂げた誇らしげな顔になっていました。

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8月29日

 本日いよいよ第十二回九十九里浜全域清掃大作戦が幕を開けました。この活動は千葉県の九十九里浜(全長66km)の海岸を学生361名と地元の学童団体の子ども約100名とともに清掃活動を行います。この活動は、地元自治体、地元住民、企業様のご協力のもと実施されています。

 東京駅鍛冶橋駐車場から開会式の会場であり、宿泊場所である白子荘に向けて出発しました。関東関西の会員問わず、たくさんの仲間に見送りに来てもらいました。改めて多くの人の想いが込められている活動なのだとわかりました。

 白子荘に到着した後、開会式が行われ白子町の林 和雄町長から激励のお言葉をいただきました。皆の気持ちも高まり、最後に全員で円陣を組み、これからの活動に向け全員で気合を入れました。
 本日は三つのルートに分かれ、活動を始めました。暑い日ざしと強い潮風の中、それぞれのルートでは現場長を先頭に、皆で海岸を歩いてゴミを拾いました。慣れない砂浜の上を歩くことなど初めは大変なこともありましたが、数多くのゴミを拾い、班を超えて多くの人とコミュニケーションをとるにつれ、徐々に慣れてきていたようでした。
 あるルートでは谷津干潟自然観察センターで活動しているレンジャー隊の子どもたちも活動に参加していただきました。この子どもたちはもともと環境問題に興味があり、日ごろから清掃活動を行っています。
 話を聞くと、私たちが教えてもらうことも多くあり、こんなにも環境や生物について考えている子どももいるのだということを知りました。一緒に活動した子どもが最後に「ゴミ拾いが楽しかった」「また大学生と一緒にこのような活動がしたい」と感想を発表してくれました。子どもたちにとって、たった一日の活動ではありましたが、学生と子どもたちの間に確かな繋がりを感じることができ、またぜひ一緒に活動させていただきたいと思いました。

 白子荘に戻り、宿の方々が作ってくださった夕食をいただいた後、班ごとにミーティングを行いました。個人目標を再確認し、今日一日の活動をふり返りました。今日の反省を明日の活動にどう活かすかを各々考え、班で共有しました。今日できなかったことを一人一人が明日はできるようにし、日々前進するよう気持ちを入れ替えました。一致団結した後、懇親会を行いました。明日も一緒に活動する隊の仲間と交流する時間となりました。明日も気を引き締めて活動したいと思います。

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