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新潟県十日町市「清津ピクニックコンサート」活性化活動は終了しました

 8月10日に行われる清津ピクニックコンサートの運営サポートを行いました。

8月11日

 本日は、なかさと清津スキー場、十日町市役所中里支所、ユーモールという商業施設に別れて活動を行いました。活動場所に移動する前に、10名ほど残り宿舎を清掃しました。

 スキー場では、市の職員の方が来るまでの間、客席エリアのゴミ拾いをしました。多くのお客さんにご協力していただいたため、ゴミはほとんどありませんでした。その後、露店で使った机を運搬、レストハウス内の清掃、テントの片付けを行いました。

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ゴミ拾い

 中里支所ではオーケストラの方が使われた椅子を片付け、そしてユーモールではテントやパネルを倉庫に片付けました。

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テントの片付け

 作業が終わり、宿舎の前で参加者全員とお世話になった十日町の方々で集合写真を撮りました。

 その後、ミーティングを行い、班ごとの反省を共有した後、今回の事業を十日町ビジネスコンテストで提案した学生(トオコンメンバー)、プロジェクトリーダー、サブリーダーからの話と、桑原善雄さん(IVUSA7期学生代表・十日町市役所勤務)からお話していただきました。

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市の方々のとトオコンメンバー
 
 提案者である溝口聖也、笠井菜瑠美は「この活動のきっかけを作ってくれたのはIVUSAだったため、IVUSAでやりたいと思っていた。開演までは不安でいっぱいであったが、会場にお客さんが入ってくる姿を見ただけで感動した」と言っていました。

 またサブリーダーの小山和貴は「トオコンメンバーがつくってくれた活動を成功させたかった。この活動に参加してよかったという言葉を聞いて感激した」と言っていました。

 もう一人のサブリーダーである星野文音は「今回経験したことでこの活動の全貌が見えた。来年も続くのであればより気持ちをいれて挑んでほしい」と全体にむけて話しました。

 リーダーの荻原唯奈は「トオコンで提案したこのコンサートが本当に実現するとは思わなかった。トオコンメンバーの想いを背負いきれるか不安であったが、参加してよかったという言葉を聞いてやってきてよかったと思えた。この3日間でみんなが変わろうとしていることが目に見えて分かり成長を感じた。この隊での経験をこれからの活動につなげていってほしい」と想いを伝えました。

 最後に桑原善雄さんからは「清津ピクニックコンサートはIVUSA発のイベントであり、今まで作ったなかでここまで地域を巻き込んだイベントはなかった。IVUSA史に残る活動であった。事業化するのに必要なのは発想力・企画力であり、それは思ったことを通すこと。全力でやるからこそ見えてくるものがある。これからもIVUSAに全力で取り組んでほしい」とのお言葉をいただきました。

 地域の方々からも「コンサートに行ってよかった」と言っていただきました。コンサートには地域の方だけなく関東圏からも来てくださるお客さんもいらっしゃり、十日町を全国ブレイクさせる一歩を踏み出しました。

8月10日

 朝、コンサートの会場である新潟県十日町市なかさと清津スキー場に到着した後、円陣を組み、サブリーダーである小山和貴の言葉によって気合を入れました。

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 開場前の活動としては、看板設置、テント張り、受付の準備、お客さんの休憩室・オーケストラの方々の控え室作り、露店・企画ブースの準備、駐車場整備を行いました。

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 準備中もステージではオーケストラの方々がリハーサルを行っており、素敵な雰囲気に包まれていました。

 開場後は、受付でのチケットもぎり、会場の案内、露店・企画ブースの運営などを行いました。次第に会場はお客さんで埋め尽くされ、コンサートが始まる頃には会場いっぱいにレジャーシートが広げられていきました。来場者数は約2,000名でした。

 演奏が始まると、老若男女問わず観客の皆様は音楽に惹きつけられていました。
 露店で買ったものを食べる人、持参したテントの中でじっくりと耳を傾ける人、バーベキューをする人など、それぞれの楽しみ方でピクニックコンサートを満喫している様子でした。

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 演奏中も露店・企画ブースを続け、IVUSAの露店ではくじら汁、妻有ポーク、ビール、お茶を販売し、お客さんにも喜んで頂きました。ちびっこ工作ブースでは、風車やランタンなど、子どもと一緒に画用紙や牛乳パックなどで、できるおもちゃを作りました。このブースは子どもたちにとても気に入ってもらい、たくさんの子どもたちで賑わいました。

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 演奏が終わると同時に雨が降り出しましたが、お客さんは帰り際に「どうもありがとう」と声を掛けて下さり、十日町のあたたかさが伝わりました。

 夜は十日町市の方々をお招きし、桑原善雄さん(IVUSA7期学生代表・十日町市役所勤務)による乾杯の音頭で交流会が始まりました。交流会では、今日の活動について市の方から「気配りがよくできる、自発的に動けていた」とのお言葉をいただきました。

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8月9日

 47人の参加者が新潟県十日町市なかさと清津スキー場に到着しました。今日は十日町市中里支所の藤木剛史さんの指示のもとコンサート会場の整備を行いました。具体的にはテントの組み立てや、コンサートに必要な物品運搬のお手伝いをしました。また、会場は雑草や木くずが多かったため、観客の方々が快適にレジャーシートを広げられるように、整備作業も率先して行いました。

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 暑い中、物を運ぶという重労働もありましたが声を出して雰囲気を盛り上げたり、参加者同士励ましあったりしながら、無事に今日の作業を終えることが出来ました。

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 もともと清津ピクニックコンサートは「十日町をブレイクさせる」ということで2012年秋に十日町ビジネスコンテストにて事業提案されたものです。藤木さんからも「明日頑張りましょう」という言葉をいただき、参加者全体で気を引き締めました。

 実行委員をはじめ、たくさんの方々の思いが詰まったコンサート。一年間準備してきたものを成功させるために、隊一丸となって臨みます。

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