会員の方はこちらから
>ID/パスワードを忘れた方はこちらから【活動概要】
■日 時 1次隊:2013年8月4日(日)~7日(水)
2次隊:2013年8月7日(木)~10日(土)
■場 所 東京都利島村
■活動内容 利島特産の椿畑の整備など
8月10日
朝に、島を出発し、無事に終了しました。
関係者の皆様、ありがとうございました。
8月9日
早くも2次隊の作業も最終日を迎えました。
「最後の最後までネバってこい」という調理チームからの小粋なメッセージがこもった納豆オクラ丼を朝食にし、今日も9つの現場へ元気に出発しました。
作業内容は昨日に引き続き、椿畑の整地でした。
昨晩のミーティングと懇親会で互いの壁をぶち壊して、更なるパワーアップに成功した仲間たちと農家さんは、まるで避暑地のような椿林の下で活動に励んでいました。
予定より早く活動が終わった班は、農家さんのご好意により、島1周のドライブや、桟橋付近の海に連れていっていただくなど、各班、リフレッシュすることができました。
2日間の現場の作業が終わり、一緒に作業をした農家の方をはじめ、村長の和田和久さん、役場の方々と、今回の活動に携わった多くの方々と、交流会を行いました。
「いままで島の人が多くの学生に囲まれている光景は初めて見た」と、利島農協の清水雄太さんがおっしゃり、次のフェーズに駆け上っていっている高揚感を強く感じました。
明日の午前には利島を去りますが、最後まで個々の風を吹かせられるように、踏ん張っていきたいです。
8月8日
6時30分、誰も船酔い等で体調を崩すことなく無事利島に到着しました。
船から降りると早朝にもかかわらず1次隊から活動している学生や島の方が迎えてくださいました。
朝食を済ますと8時30分に9つの班に分かれ各農家さんの現場に入りました。
2次隊も1次隊同様、椿畑の整備をしました。現場によってはレールの上に農具を乗せて走る「モノラック」で農機具を運ぶような広い区画もありました。
この畑を所有者の方だけで手入れするのは大変な苦労があると感じました。
農家の方々はとても気さくで、スイカやプラムなどの差し入れをいただいたり、「休みながら作業してね」と優しく声をかけていただきました。
このように私たちが現地の方々に受け入れていただけたのは1次隊の仲間たちが橋を繋いでくれたからだと強く感じました。
活動後、18時30分より椿油の生産工場に行きました。
工場長の清水恵介さんのご案内のもと椿油ができるまでの過程を説明していただきました。
利島が椿油産業において国内シェアナンバーワン、国外でも有数の製油量を生み出しているのはこの工場だと知ることができました。
そして、利島内唯一の製油工場から世界中に椿油が流通していることに、参加者みな驚いた様子でした。
工場見学後20時30分より班、全体ミーティングを行いました。
各々の所感や改善点を皆で共有しました。
残された限りある時間のなかで、如何に固有の風を巻き起こせるかを考え明日以降の活動もやりきろうと奮起を促し合いました。
今朝の全体ミーティングでリーダーの日比雄一が「初日にして1/2が終わる」という言葉を皆に話しました。
8月7日
利島活性化プロジェクト一次隊の活動は今日で最終日です。
朝は7時50分に朝食を摂り、お世話になった地域交流 会館の清掃を全員で行いました。清掃の後は農協に行き、椿油や椿油で作られたクッキーなどのお土産を購入する人もいました。宿舎に戻り、最後の班ミーティングを行い、活動を 振り返りました。
10時30分に宿舎を出発し、桟橋に向かいました。今回の活動にご協力してくださった利島 の方々をはじめ、一緒に作業をしてくださった農家の方もお見送りに来てくださり、学生たちの顔も喜びに溢れていました。船が出港し、姿が見えなくなるまでお互いに名残惜しそうに手を振り続けていました。今回の活動は本当に多くの方々の支えがあり、実現したものです。深く感謝を申し上げるとともに、今後継続した活動が出来るよう利島について多くのことを発信していきたいと思います。
17時30分に東京の竹芝に無事に到着しました。一次隊は今日で活動を終えますが、二次隊は今日から活動を開始します。一次隊以上の活躍をしたいと思います。
8月6日
利島での一次隊の活動もいよいよ最終日となりました。
全員で朝食を摂った後、各現場に別れ9時に作業を開始しました。昨晩、雨が降ったために現場や作業内容に少しの変更はありましたが、昨日に引き続き枯れ葉を熊手で集める作業をしました。
今日は作業最終日でお世話になった農家の方々と一緒に過ごす時間も最後となりました。二日間の感謝の気持ちを込めて作業終了時に、担当農家の方々にお手紙を渡しました。別れ際に「またいつでもおいで」と言ってくださる方もおり、大変嬉しく感じたのと同時に今後も継続して活動を行っていきたいと強く思いました。
作業現場から戻り、椿油の生産工場の見学に行きました。工場長の清水恵介さんの案内のもと、椿油の生産過程で使用される機械を見学しました。初めて工場内を見る学生も多く、清水さんのお話に熱心に耳を傾けていました。椿は油以外にも、油を搾りとった後の残りカスを堆肥にしたり、椿の木を炭にしたりと様々な利用方法があります。今回の私たちの作業は椿油を作るためにはなくてはならないものであり、利島の産業に少しでも貢献できたと改めて確認することができました。利島村役場、利島農協をはじめ、利島農協の清水雄太さん、利島村役場の荻野了さん、利島建設の高田裕也さん、利島村興業の村山将人さん、今回の活動に関わってくださった全ての方々に感謝を申し上げます。
一次隊は明日、船で東京に戻りますが最後までしっかりと利島の魅力を吸収し、帰ってから家族や友人にたくさん伝えていきたいと思います。また、二次隊は8日から活動を開始します。一次隊以上の活動を行いたいと思います。
8月5日
東京の浜松町から昨夜出航したフェリーは今日の朝6時30分、無事に利島に到着しました。慣れない船旅で少し疲れた人もいましたが、8時30分には9つの現場に別れて元気に作業を開始しました。
今回の作業は椿畑の整備です。絨毯の様に敷き詰められた枯れ葉を熊手でかき集めて燃やし、地面をきれいにしました。これは椿油産業の全行程の一部で、9月頃から落ち始める椿の実を収穫しやすくするための大切な作業です。初めての経験で、最初は戸惑いながらも農家の方と一緒に作業するにつれ徐々にコツを掴み、気付いたらあっという間に作業終了時刻の17時になっていました。
農家の方には大変歓迎していただき、作業の休憩時にはたくさんの差し入れをいただきました!作業中も和気あいあいとした雰囲気で、利島の人のあたたかさを肌で感じました。
作業終了後は、交流会を宿泊先の地域交流会館で行いました。
一緒に作業をした農家の方をはじめ、村長の和田和久さん、役場の方々と、多くの人々に参加していただきました。利島の人のパワフルさに驚きながらも、会話に花が咲き、有意義な時間を過ごせました。初めての活動でお互いに手探りの状況の中、今日の私たちの活動は期待以上だったというお話もあり、明日の作業へのモチベーションが更に高まりました。
8月4日
結団式では、利島の伝統産業や文化などについて触れ、活動の意義を再確認しました。
今回の活動のコンセプトは「風の人になる」です。これは、私たち学生の若さとバカさという武器を持って利島に私たちだけの風を吹かせようというものです。
今回の活動は、IVUSAでは珍しい船での移動です。リーダーの日比雄一に見送られながら出航し、隊員たちの顔も引き締まってきました。これから7時間ほど船に揺られながら私たちも期待の波に押し寄せられています。
明日からいよいよ活動が始まります。新たな風を吹かせられるよう、精いっぱい笑顔で元気に頑張ります。