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2012年度第15回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 3月9日から11日の活動には、34人の学生が参加しました。
 今回の隊のコンセプトは「一歩その先へ」でした。
 
昨年から始まったほだれ祭り活動。昨年よりもIVUSAと栃尾の方々との関係をより深いものにしたい、よりほだれ祭りでできることをしたい、という想いが込められています。
 
ほだれ祭りは、その年の新婚さんの子孫繁栄を祈願し、花嫁さんたちが御神体にまたがるお祭りです。

 活動内容は、

・民家の除雪作業
・ほだれ祭りの参加・運営のお手伝い

 でした。

 高くまで降り積もった雪を慣れないダンプを使って除雪をすることは、予想以上の体力を使うものでした。同住会の方々に教わりながら、汗を流し、作業を行いました。
 
除雪作業の後は、同住会の方々と交流会を行いました。交流会では、IVUSA学生が用意したクイズや豆移しゲーム(一方の器に入っているピーナッツとあめをもう一方の器に箸を使って移すゲーム)で会場は笑いに包まれ、盛り上がりました。


除雪活動の様子。

 15次隊の活動メインであるほだれ祭りでは、女子はほだれ祭りグッズの販売や同住会の方々とあげ♂アゲ♂揚げ♂(栃尾名物のあぶらげを作った時に出るおからを使って作ったからあげのような食べ物)の無料配布を中心に行いました。男子は駐車場整備や御神体の移動の際のお手伝いを中心に行いました。またIVUSA学生の中から大学4年生の女子2人が、巫女となり、ほだれ祭りに参加しました。
 
お祭りが終わってからは地元の方々と交流会を行いました。ほだれ祭りの話や栃尾の話など会話が盛り上がり、楽しいひとときでした。


お祭りの様子。


交流会の様子。

 最終日には、ほだれ祭りとIVUSAとの関係をより良いものにするためにこれからどうしていく必要があるのか、祭りを盛り上げるためにどんなことができるのか、班ごとに話し合いました。新しいほだれ祭グッズを考えたり、御神体の雪像を作ったり、ほだれ祭で婚活パーティーを開催するなど、豊かな発想で様々な意見が出されました。(東洋大学1年 伊藤 実知佳)

【プロジェクトリーダーより】
「ほだれ祭でアクションを起こす」
 
この想いをモットーにこの隊を作っていきました。

 昨年初めてほだれ祭に参加し、ヨソモノの私たちに「また来てね」というお言葉をかけてくださいました。
 
大学生だから、IVUSAだからできることがあるのではないか。
 
私たちは、ただのお手伝いさんでは終わりません。ほだれ祭を一緒に作っていける関係づくりをしたい!
 
ほだれ祭×IVUSAの絆の「一歩その先」を目指しました。

 昨年の活躍からか、巫女さんをお願いされたり、事前準備に参加したり、以前よりも、ほだれ祭に関わらせていただきました。
 
お祭が終わる頃には、「また来てね」「何かおもしろい案があったら言ってね」と言っていただけました。
 
33人の熱意は、現地の方々に届いたからこその結果だと思います。
 
素晴らしい絆を、これからもずっと繋いでいって欲しいです。(明治大学2年 佐藤 智美)