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2013年度第3回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 6月21日から23日の活動には、34人の学生と18人の児童養護施設・聖母愛児園に子どもたちが参加しました。
 今回の隊のコンセプトは「誰かのためにうごく」でした。
 自分のために動くことは誰でもできること。しかし、誰かのことを想ってうごくことはそう簡単にできることではない。今回の隊で誰かのためにうごくという意味を考え、誰かのためにうごけるようになろうという意志が含まれています。
 今回の隊は「こども隊」ですが、今までとは違い新潟県見附市にある聖母愛児園さんとの初めての活動でした。

 子どもたちは2日目の午後から活動に参加しました。新潟県長岡市半蔵金地区にある廃校になった小学校の体育館ではじまりの会を行い、入浴前までの2時間を「だるまさんが転んだ」やドッジボールをして過ごしました。夕食後、夏のお楽しみである花火を校庭で行いました。暗闇で花火に照らされる皆の笑顔がとても印象的でした。21時に子どもたちは就寝し、学生は1日のふり返りなどを行いました。

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 3日目の早朝、子どもたちは予定より早く起床して体育館で運動し始め学生は子どもたちの元気に圧倒されていました。朝食後、IVUSAの活動であるカンボジアでの図書館建設プロジェクトの際にカンボジアの子どもたちに贈る絵を描きました。お題は「この活動で楽しかったこと」です。ある子は昨夜行った花火の絵を描いていました。
 昼食後、子どもたちとのお別れ会です。学生からTシャツ、手紙、メダルのプレゼントをしました。ある子は学生に対して「一緒にバスに乗らない?」と言い、学生は自分が必要とされていると実感したと言っていました。

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 時間は経つのが早く、短い間でしたが子どもたちの生活の一部に参加できとてもうれしく感じました。ふと人生を振り返ったときに一緒に過ごしたことを思い出してもらえれば、と思います。(東洋大学2年 金子 莉菜)

【プロジェクトリーダーより】
 どんな子どもたちが来るのだろう?学生たちは期待と不安を抱えながら子どもたちを待っていました。しかし、実際に子どもたちが到着して触れ合ってみると、あまりの子どもたちの元気の良さに学生は圧倒され、不安の部分は消え去っているように思えました。
 体育館の中で学生たちと走り回ったり、ボール遊びをしたりしている姿は、本当に無邪気でかわいらしく、笑顔がキラキラ輝いていました!学生たちも自ずと笑顔になり、本当に素晴らしい活動だと再認識することができました。

 こども隊は社会的に見たら影響は少ない活動かもしれません。ですが、とても意味のある活動だと僕は思っています。学生が子どもたちにできることは、“共に遊ぶこと”です。これは、学生ができること・学生だからできることです。
 新しくできた聖母愛児園さんとの繋がり、こども隊に対する想いをこれからも大切にしていきたいです。ありがとうございました。(日本大学3年 茂木 翔吾)