NPO法人国際ボランティア学生協会公式ウェブサイト

会員の方はこちらから

>ID/パスワードを忘れた方はこちらから



東日本大震災災害救援活動28次隊は無事に終了しました。

11月25日

 作業最終日の今日は、昨日に引き続き御伊勢浜海岸のがれき撤去と、苗取りと収拾した苗をポットに移し替える作業に分かれて活動しました。
 午前中に山でタブの木と椿の苗を収拾した後は、気仙沼市街に行き、今回の活動でお世話になった菅原さんに改めて震災当時のお話などをお聞きしました。市街の中心部には津波で流されてきた大きな漁船がひとつ、そのままの場所に残されており、津波の威力に大きさを実感しました。海の近くでは、地盤沈下のために地面が未だ海水で浸かっている場所がたくさんありました。気仙沼に限らず今でも被災地では、多くのがれきはなくなっていても、震災直後のままの風景を垣間見ることができます。
 今日は昨日よりも格段に増したチームワークを生かし、午後だけでタブの木の苗を1,060個、椿の苗を63個も作ることができました!
 今年度は初めての気仙沼での活動でしたが、ぜひまた、大きく育った苗を見に行きたいと思うのと同時に、より気仙沼の方々の力になれるような活動を今後もしたいと思います。

11月24日

 作業1日目の今日は、津波で被災した土地に新たに防風林を植えるための、松の苗を作るお手伝いをしました。山から取ってきた小さい松の苗をひとつひとつ丁寧にポットに移し替え、土をかぶせて水をやりました。

 またビニールハウスの内側に紫外線を遮断するシートを張るお手伝いをしました。

 これによって松の育ちがより良くなるそうです。

 午前午後の作業で、合計で1,840個の苗を作ることができました。

 休憩時には地元の方々ともゆっくりお話をすることができました。

 これらの松が海沿いに植えられるようになるまでには3年かかるそうです。より多くの苗が大きく育って防風林となるのを想像しながら、作業しました。

 また、震災前は観光客でにぎわう海水浴場だった、御伊勢浜海岸のがれき撤去を行いました。

 震災から1年半以上たった今でも、浜には多くのがれきが落ちていました。

 明日も1日気仙沼での作業になります。

 少人数のチームワークを活かして頑張ります!

11月23日

 今日は午前中多摩川清掃の片づけ後、学生8名事務局2名OB1名の計11名で気仙沼に向けて出発しました。

 21時半ごろ、去年度の活動でお世話になっていた地福寺近くのお宅に到着し、今回の活動でお世話になる菅原さんのお話を伺いました。

 震災当時、気仙沼が火の海であったこと、今回の活動の中心になる植林の大切さや困難さなどをお聞きすることができました。

 明日は植林のための木の苗を作るお手伝いをします。

 夜の東北の寒さが身に染みますが、明日に備えてゆっくり休みます。