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東日本大震災災害救援活動26次隊は無事に終了しました

10月8日

 無事に終了することができました。
 関係者の皆様、ありがとうございました。


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10月7日

 本日、災害26次隊の活動日2日目を迎えました。活動内容としては朝に地域の方々と道路の雑草取りとごみ拾いを行った後、昨日とは異なる9つの現場に分かれて活動しました。
 朝の清掃活動後、地域の方々に作っていただいたおにぎりと豚汁をいただきました。活動は私たちの力だけではなく、地域の方々のご協力があって活動していけることを実感しました。
朝ごはんの様子。
 今回、広報は一つの現場に留まらず、全ての現場に足を運び、活動の様子を記録しました。全部の現場が昨日とは違う場所の中で、参加者一人ひとりが全力を尽くしていました。しかし、その中にも楽しさを忘れずに活動していました。
 全ての活動が終わった後、テラセンにて地域の方々が作って下さったあんこもちとお雑煮をいただきました。活動で疲れた体にあたたかいお雑煮の汁が染み渡りました。
 その後、渡辺さん、住職さんからのお話をいただきました。住職さんから「こんなに楽しい活動にしてくれて本当に嬉しい。IVUSAが活動に参加してくれることがわかると、テラセンが活気付くんだよ。本当にありがとう」というお言葉をいただきました。
住職さんが話されている様子。
 東日本大震災救援活動は26回目になり、山元町での活動は6回目を終えました。この2日間で異なる現場に向かったことから、現地には様々なニーズがまだまだあることがわかりました。また、住職さんの話からは私たちIVUSAの活動がテラセンの元気につながっていることがわかりました。これからも学生らしく、現地に元気を置き続けていきたいと思います。

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10月6日

 関東、関西の学生74名が集合し、9つの現場に分かれて作業を開始しました。ビニールハウスの組み立てや、ヘドロ掻き出し等今回も様々なニーズを遂行していくうえで、たくさんの方々との出会いもありました。

 
 枝豆収穫のためお邪魔させていただいたお宅のお母さんは、生まれも育ちも山元町。地元が大好きなお母さんは、「空気もおいしく自然も豊かでみんなが優しい山元町は自慢のふるさとです。今は若い人たちも減り、家も壊れてしまって寂しいけれど、学生さんたちが来てくれるだけでわたしたちは元気になれる。今よりもっと素敵に変身した山元町に笑顔があふれ、みんなが幸せに暮らせる日を楽しみに毎日頑張っています!」と笑顔でお話ししてくださいました。
 こんな地元を大切に愛する方たちと一緒に私達も若者のバカさ、元気を届けられるように明日も一生懸命頑張ります!

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10月5日

 今日の天気は朝は少し肌寒かったですが、お昼ころから太陽が見え始め、一時は30度になるほど暖かい日でした。
 
 今日は、昨年からの東日本大震災救援活動の際に宿舎として利用させてもらっていた、岩手県一関市藤沢町の旧大籠小学校に預かってもらっていた資機材を取りに行きました。
 3人で300枚の毛布をトラックに積み込むのは大変でしたが、案内をして下さった職員の方も協力してくださり、30分で完了することが出来ました。
 
トラックに毛布を積み込んでいる様子。
 
 その後、東日本大震災救援活動19次隊で活動した、気仙沼市波路上にある地福寺の御住職さんにご挨拶に行きました。
 御住職さんは「いのちの森」と名した防波林を、波路上に作ろうと頑張っているとお話ししてくださり、その第1回の植樹祭が今週日曜日に行なわれるんだと教えてくださいました。
地福寺にある、いのりの広場。
 
 今日の夜には、IVUSA本隊が宮城県に向けて出発します。
 震災に負けず、心強く生きている人たちに負けないよう、私たちも頑張りたいと思います。

【オリエンテーションの様子】

 10月5日(金)、国士舘大学において9名で10月6日(土)~10月8日(日)に行われる災害26次隊に向けてのオリエンテーションを行いました。
 主にアイスブレイクとワークを中心にオリエンテーションは行われました。アイスブレイクでは、単に自己紹介をして打ち解けようとしたものではなく、打ち解けたうえで東北の未来について話し、一緒に活動する仲間と結束力とモチベーションを高めようという目的で行われました。
 その中で「以前の様に東北にももっと笑顔があふれますように」「若者の力で活気づくような街にしたい」というような意見が出ました。
 また、ワークでは「災害への意識を一年半を期に見直そう」ということで、実際に災害が起きた際にどれだけ自分の身を守れるかどうかをチェックシートを使ってはかりました。その後、班で共有をし、実際に自分にも起こることとして捉えることで、今回の活動に向けて意識を高めることが出来ました。
 最後にリーダーから「復旧から復興へと移り変わる山元町で、自らが当事者意識という意識を持ち、現地の声に応えよう」という話を聞いて、オリエンテーションは終わりました。
 一人ひとりが自分が何が出来るかをしっかり考え、活動に臨みたいと思います。

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10月4日

 今日の天気は曇り。

 朝方はかなり冷え込み、東北で活動しているのだと実感しました。
 今日は昨日に引き続き、各現場の調整と、ベースキャンプの設営を行ないました。
 ベースキャンプに設置してある仮設トイレ用の水を、以前の活動でもお世話になった、井戸を掘っている近所の住民の方に貰いに行った際、「また来てくれたの。ありがとう」と、手づくりの枝豆と漬物をいただきました。
 私たちが活動することを歓迎してくれ、支えてくれている、山元町のみなさんの思いに応えられるよう、明日からも頑張ります!!

10月3日

 朝9時に東京をトラック一台、先発隊2名のメンバーで出発し、14時半頃、山元町おてら災害ボランティアセンター(通称:テラセン)に到着しました。
 その後、今回活動を行なう現場の下見を、テラセンセンター長の藤本さんと一緒に行いました。
 下見をしている道中、以前の活動でお手伝いに入ったお宅の方とお会いした際、私たちの活動を覚えていてくださり、とても感動しました。
 今回も私たちの活動が、山元町の人たちの元気に繋がるように、明日から元気いっぱい頑張っていきます。

*この災害救援活動は、「災害復旧援護に係るボランティア活動助成事業に関する協定」に基づき、公益財団法人車両競技公益資金記念財団からご支援を受けて行います。