8月26日(日)に実施された町田市総合防災訓練に14名の学生が参加しました。
会場となった町田市立小山中学校には市民の方をはじめ多くの人が集まりました。
会場内には防災に関する展示や体験コーナーがあり、炊き出し訓練や震災演習なども行われました。
震災演習に参加した学生は、震災時に予想される建物の倒壊などにより発生した要救護者の役を演じました。
そこで最初に自分たちのところへ駆けつけてくれたのは市の消防少年団や災害時支援ボランティアの方々でした。
初めに、簡単な応急処置を受けてから、緊急度や程度に応じてトリアージ*(選別)された後、市の医師会の方たちなどによって医療救護を受けました。
また、消防団や警察の方々による救助活動も行われました。
災害時に必要とされる「自助、共助、公助」のなかでも今回の訓練では特に共助の大切さを感じることができました。
そして実際に災害が起きたときに、できるだけ多くの命を救うためには市民一人一人の防災意識を高めると同時に、日ごろから市民同士の連携を密にすることが重要なことだと感じました。
*トリアージとは人材・資源の制約の著しい災害医療において、最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定すること。