5月26日(土)、福島県会津若松市で開催された『ふくしまフェスティバルin会津』に関東・関西合わせて27人のIVUSAの学生とOB・OG3名が参加しました。
このイベントは、昨年の東日本大震災以降、大きな打撃を受けている福島県を盛り上げ、元気を発信する目的で開催されました。
今回の活動では、関川村の方々と一緒に82.8メートルの大蛇の神輿を担ぎ、約1kmの大通りを練り歩きました。力強く蛇行する大蛇を見た沿道の方々からは応援のお言葉やハイタッチなどをいただきき、福島の方々に元気を発信するだけではなく、私たちも元気になることができました。(神奈川大学4年 小笠原 大貴)
【プロジェクトリーダーより】
東日本大震災を経て、福島から日本を元気にしたいという思いをもとに全国から有名な神輿などが集結したました。
私たちIVUSAは新潟県関川村の要請を受け、村の一員としてこの祭りに参加しました。
関川村の他にはオリエンタルランドの方々や、青森県のねぶた祭りの方々も参加されていました。
沿道からの人たちの活気はとにかくすごかったです。
私たちが元気を与えるはずが、逆に元気をいただきました。
元気、というよりは生きる活力と言えるに近い、そんなパワーをいただいたような気がします。
大蛇の神輿を担いで、沿道に近づくたびに老若男女問わずハイタッチを交わし、小さな子供たちが一緒に「わっしょい、わっしょい」と大きな声をかけて下さいました。
お年寄りの方が「重くないかい?」と言って労わってくれたり、若いお姉さんが「がんばって!」と応援をしてくれたりもしました。
私は神輿を担ぎながら、本当に胸が熱くなりました。
実際汗に塗れて感動の涙を流したのは、事実です。
村の方と一体となって、私たちは大蛇に命を吹き込みました。
大きくうねった大蛇によって、私たちIVUSAの学生、関川村の方、福島の方々が繋がっているんだ、というようなことを想いながら、私は神輿を担いでいました。
関川村との繋がりがなければ、この祭りに参加することはできなかったと考えると、本当に人との「つながり」は無限大なんだなと感慨深く思いました。(東京家政大学4年 窪田 洋子)