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昨年の台風12号水害災害派遣活動に対し、熊野市長様よりお礼のお手紙をいただきました

謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 

この度の台風12号による本市の被害に対し、

温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

本市ではこの台風被害に際し、幸いにも人的被害は無かったものの、
全壊、床上・床下浸水等で1,300棟を超える銃卓人の建物被害をはじめ、
電気、水道などのライフラインや道路、橋梁等のインフラ、そして、

農林水産商工業に甚大な被害を受けました。

 

人的被害を除けば、伊勢湾の台風以降、最大の被害であると考えられます。

 

このような中、皆様から賜りました多くのご支援は、
行政からの支援ではなかなか行き届きにくい被災地域の実情に即した、

きめ細やかなものであり、早期の復旧活動の大きな原動力となるとともに、

市民の復興に向けた大きな励みとなりました。

 

市や当市社会福祉協議会には、市民の皆さんから

「途方にくれていたところ本当に助かった、思わず涙が出た」といった、

感謝の言葉が数多く寄せられております。

 

本当にありがとうございました。

 

災害発生より四ヶ月余りが経過し、水道などのライフラインも仮復旧し、

瓦礫の撤去や災害に遭われた方々の健康面のケア等も進んでおります。

 

しかしながら、2次災害防止が急務となっている箇所もあり、

また災害規模はあまりにも大きく、復興までは長い時間を要する見込みです。

ご支援や励ましの言葉を大きな糧とし、市民と一丸となって、

復旧・復興に向けて全力で取り組んで参る所存です。

 

最後になりましたが、みな様のご健勝を心から祈念申し上げ、
御礼とさせていただきます。 

                                   謹白

 
平成24年 1月吉日

熊野市長 川上敢二