12月18日(日)に2012年度(第20期)学生代表選挙が行われ、日本大学法学部3年の益子将太郎が学生代表に選出されました。
任期は2012年4月1日からですが、益子からご挨拶させていただきます。
この度、国際ボランティア学生協会(IVUSA)20期学生代表に就任いたしました、日本大学3年 益子将太郎です。
3月11日の東日本大震災から始まった2011年が終わろうとしています。日本もIVUSAも2011年はまさしくこの未曽有の大震災に向き合った一年であったといっても過言ではないのでしょうか。しかし、このことは2011年で終わりということはあり得ません。これまでの歴史と同様に、これからの日本はこの事実と向き合っていく必要があると考えます。国民全員が向き合うことはもちろんですが、これからの日本を背負っていくのは現在の若者世代ということになります。だからこそ、2012年もIVUSAは現実と向き合い、若者の力で社会を「アッ」と言わせるようなことをしていきます。
2012年、IVUSAは20周年を迎えます。その始まりは「夢企画」でした。受験戦争で学生が疲れ果て、活力がなくなっていたときに、学生の「夢」を応援し、実現していくことで若者、そして社会に活力を取り戻そうということから始まりました。このことは20周年を迎えても、変わることはありません。むしろ、この震災ののち、最も必要とされているのかもしれません。しかし、時代は変わり続けます。だからこそ、IVUSAは20周年を迎えて、変わります。変わらなく夢をかなえ続けていくために、変わっていきます。
2012年のIVUSAのコンセプトは「創造的再生」だと考えています。現在、これからを担う若い世代が夢を見ることができない、閉塞した状況があります。既存の価値観や枠組みの中では、希望を見いだせない現状があります。だからこそ、現在、既存の価値観・枠組みを破壊していく必要があります。
そのような現在の社会に対して、不平・不満を言い、批判をしていくことは誰にでも出来ます。しかしながら、それだけでは何も変わらないですし、閉塞していくだけということになります。よりクリエイティブに社会に対して行動を起こしていくことが求められています。だからこそ、2012年のIVUSAはより創造的な発想で既存の価値観を破壊し、再生をしていくことをコンセプトに掲げ、常に現実の世界と向き合い、社会と関わり、行動し続けます。お騒がせしてまいります。
2012年もIVUSAをどうぞよろしくお願いします。
それでは皆さん、よいお年をお迎えください。