「子どもが遊ぶものは被災者支援物資のリストに入っていないので、なかなか手に入らないのです」
気仙沼での活動中に出会ったお母さんたちから聞いた話は、有志で集めたお金で自転者を、宮城県気仙沼市松岩小学校に通う子どもたちに届ける「あしなが自転車プロジェクト」を生み出しました。IVUSAはドナーと現地とのコーディネートをしました。
当初は、東京で買って引き渡すことを想定していましたが、「被災地の民業を圧迫しないか?」、「子どもたちの買う楽しみを奪わないか?」などの意見をいただき、方法を改め、子どもたちに地元で自分の好きなデザインの自転車を買ってもらう方法にしました。
目黒区民の方13の個人・団体から150万円の寄付金を都議会議員の伊藤ゆう氏が中心となって集め、12月4日(日)、「あしなが自転車プロジェクト」の自転車引渡式を行いました。
約30名の子ども達が集まってくれ、「あしながのオジサンたちのお蔭で、自転車に乗ることができるようになりました。本当にありがとうございました」声を合わせて感謝文を読み上げてくれました。
今後も、支援の方法を模索していきたいと思います。
12月7日付「毎日新聞」でも取り上げられました。