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東日本大震災救援活動(3月)


■■■4月1日(10:00)■■■■■■■■■■■■■■■

 
第3次隊は今日の昼をもって帰還し、来週派遣を予定している第4次隊の準備に入ります。


■■■3月31日(16:00)■■■■■■■■■■■■■■■

□炊出部隊
 石巻市の大街道沿いで炊き出しを行い、デリバリー方式で各避難所や被災地域に届けました。

【配食場所と配食数】
・石巻市ヨークベニマル大街道沿店前1000食
・石巻市女子高校150食
・石巻市中里・駅前北通り周辺120食
・石巻市蛇田小学校400食
・石巻市釜会館20食
・石巻市中里小学校200食

 炊き出しでは今回も十日町から食材を提供していただきました。
 そのことを聞いた被災者の方々は涙ぐみながら豚汁を受けとっていました。

 また今回、IVUSA第6期卒業生である桑原望さん(長岡市市議会議員)と、IVUSAの*新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動で協働している栃尾同住会6名が、星長商店様にご提供頂いた栃尾の油揚げ600食を現地まで届けてくれ、私たちと一緒に炊き出しを行いました。

□片付け部隊
 小雨が降る中、中里地区の家屋の家具の運び出しを行いました。
 津波の影響で水分を沢山吸収した畳や衣類を運ぶのはとても大変でしたが、
 帰り際に「ありがとうございました」と何度も言われたことが頭を離れません。






■■■3月31日(14:00)
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今日は、作業部隊と炊出部隊に分かれて活動をしています。

□片付け部隊
 昨日と同様、石巻市中里地区で民家の片付け作業を行なっています。
  午前に3軒のお宅で作業をしました。午後も引き続き中里地区で作業を行ないます。

□炊出部隊
 石巻市内で十日町の方々から頂いた食材(十日町市の方々からのご提供・食材カットして頂いた2,500食)を使って、1,500食のご飯と豚汁の炊き出しを行っています。(29日に1,000食配食済)

【現時点での配食状況】 
 石巻市ヨークベニマル大街道店前1,000食 
 石巻市立女子高校150食 
 石巻市中里・駅前北通り周辺120食
 石巻市立蛇田小学校400食 
 石巻市釜会館20食 

 今も随時デリバリー形式で配る予定です。

 この食材は、食材カットボランティアとして、すべての現地ですぐに調理できるよう加工して
 いただきました。ありがとうございます。


■■■3月30日■■■■■■■■■■■■■■■
 朝6時に石巻周囲の視察を行ない、学生9人+卒業生と宮城県の侍浜方面へ視察に行きました。



 海辺に近い地域は津波の被害が大きく、現場は悲惨な状況でした。
 またその途中、荻浜小学校にある避難所に立ち寄り物資を届けました。

□物資運搬部隊
 避難所への救援物資配送と共に、医療ボランティアとして現地で活動している田中秀治先生(IVUSA危機対応研究所顧問・国士舘大学大学院 救急救命システムコース 主任教授)の医療チームと連携し、現地で悪化しつつある石巻市旧6町村の避難所の衛生状態の調査を行っています。

 田中先生は現在、宮城県庁医療整備の災害医療支援室で県内の医療情報コントロールを支援しています。今回は、そのための情報収集活動です。詳しくはコチラをご覧ください。

□片付け部隊
 29日から、石巻市中里地区に入って家屋の片付け作業をしています。
 中里地区は津波の被害が大きい地域で、浸水した家屋の家財道具の運び出しや清掃活動を行いました。



 現地ではお年寄りの被災者も多く、ひとりでは家具のあと片づけが難しいため、力のある若者を必要としています。
 今日も学生とOBでお互いに力を合わせながら、水を含んだ畳や冷蔵庫などを運び出しました。
 ボランティアのニーズは無数に存在しているため、これからもマンパワーを重視した活動が多くなっていくと考えられます。


■■■3月29日■■■■■■■■■■■■■■■

 炊出し部隊と、作業部隊の2手に分かれて活動を行ないました。

□炊出し
 石巻市の門脇中学校では、十日町の方々から頂いた食材を使って、豚汁の炊き出し(1,000食)を行いました。
 この食材は、現地での水や時間の節約の為に十日町の方々が食材カットボランティアとして、朝早くから集まって刻んでくださったです。
 食材を洗う・切る作業の短縮のおかげで、現地ではすぐにあたたかい豚汁を被災者の方々に提供することが出来ます。本当にありがとうございます。

 この避難所には、石巻沿岸で家を流された約900名の方が避難されており、炊出し後、メンバーを取り囲んだ避難所から200名近い方々から、「本当にありがとうございます」とあたたかい御礼の言葉を頂きました。





□片付け
 石巻ボランティアセンターからの情報で、まだボランティアの手が入っていない石巻市中里地区へ8人で向かい、6軒の家財の運び出し、室内にたまっていた水の排水、駐車場に薄く積もっているヘドロの除去を行いました。




■■■3月28日■■■■
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 第3次救援物資輸送隊が出発しました。

 今回は(株)カーブスジャパン様が会員を対象に募った衣料品や日用品などの救援物資の輸送。今回も十日町の方々に豚汁2,500食分の食材を集めその具を加工いただき、現地で炊き出しを行います。 また、現地では人員を必要とする片付けや掃除などの作業が始まりつつあり、この支援のため事務局・卒業生と父母の承諾を得た学生9名を含む計16名で宮城県に向かっています。

 途中、多賀城市に寄り、サプリメント24箱、カーブスオフィシャル靴下400足、マフラータオル1,400枚を救援物資として届けました。

 

 十日町市や津南町では協力者の輪が広がり、前回から引き続きJA女性部の皆さんが手づくりコンニャクを作ったり、雪下人参を掘り起こしたり、様々な農作物を持ち寄ったりと大量の食材を提供していただきました。また、IVUSAが地域おこし活動を行っている清田山集落(18世帯の限界集落)の住民も「何とかしなくては!」と各自が作った農作物を持ち寄ってくれました。 

 さらに、十日町市の田川町2丁目6班では76歳の尾身貞夫さんがお孫さんから食材募集の話を聞き、集落を回って協力を呼びかけて農作物を集めていただきました。
 結果として、今回は2,500食の食材が集まったほか、義援金も寄せられています。

食材提供等の協力者の方は以下の通りです。

十日町市
JA十日町女性部中里支部倉俣班様、清田山集落様、田川町2丁目6班様、尾身貞夫様、小海五月様、林圭亮様、羽鳥愛様、清水利一様、小林弘様、相崎芳則様、茂野雄一様、仲嶋京子様、高橋寿美子様、古高新蔵様、田村友佳様、高橋奈美様、大津真琴様、大津真由美様

津南町
半戸恵里子様(津南町)、大平孝子様(津南)、高橋のり子様、石澤トミ子様、藤木晴夫様
南魚沼市中島眞様、中島寛音様


■■■3月26日■■■■■■■■■■■■■■■

 第2次救援物資輸送隊は今日で帰還しました。 28日からの次の救援活動の準備に入ります。

 (株)カーブスジャパン本社にて、集められた衣類の仕分けを学生30名で行い、トラックに積みこみました。
 オフィシャルグッズを始め、カーブス会員を対象に69支店で募集した救援物資は下記のとおりです。

【カーブスオフィシャルグッズ】
靴下4,000足、マフラータオル1,400枚、サプリメント24箱、ボックスティッシュ720箱
【募集物資】
靴下14箱、ストッキング5箱、男性用下着6箱、女性用下着4箱、女性用肌着8箱、男性用肌着上5箱、男性用肌着下3箱、ペチコート1箱、男性用長袖Tシャツ5箱、女性用長袖Tシャツ1箱、男性用半袖Tシャツ3箱、女性用半袖Tシャツ1箱、大人用おむつ5箱、おりものシート1箱、生理用品2箱、タオル1箱、マフラー1箱、オストメイト1箱


■■■3月25日■■■■■■■■■■■■■■■■

 今日は2手に分かれて、作業用水の配布と救援物資の配送を行っています。

 本協会特別顧問の黒澤氏(元日本財団)の発案で、ろ過した川の水入れたタンクをトラックに積載し、市街を巡回しました。石巻旧市街の片付けや床掃除、また現地は埃がひどいため、埃が舞うのを抑える作業用水として各家庭に配布しています。

 昨日に引き続き自衛隊駐屯地からの物資の配送の手伝いも行っています。

 配送している物資は、医薬品・風邪薬・肌着・剃刀・体拭き・嗜好品(チョコレート・ジュース)などです。
 石巻にある130の避難所を廻って、各避難所の必要なものをピックアップしてもらいながら物資を配送しています。
 ここ2・3日で、石巻市は救援物資は比較的充実してきたようです。


■■■3月24日■■■■■■■■■■■■■■■

 今日は石巻市で救援物資の配送を行いながら、各避難所の様子などを調査しています。

 石巻の自衛隊駐屯地に空輸され集まってきた救援物資を、各避難所や集落に配布しています。ここに集まっている救援物資は、水・食糧・カイロ・歯ブラシ・肌着などで、これらを避難所一箇所一箇所に配送しています。

 また、昨日炊き出しを行った南三陸町に、物流について再度調査に行きました。南三陸町の物流は、民間物流会社も体制が整いつつあるようで、物資や配送についてはある程度目途がつきはじめている様子でした。


■■■3月23日 16:00■■■■■■■■■■■■■■ 

 南三陸町に向かった隊は、10時頃に南三陸町ベイサイドアリーナに到着し、佐藤町長からの依頼で炊き出しを開始しました。佐藤町長は精力的に復旧に活躍されていました。

 ベイサイドアリーナは避難所にもなっている施設で、約1,000人の方が避難されています。 
午前10時に始まった炊き出しは、午後8時まで続けられました。避難所に避難されている方々だけではなく、避難所の外からも炊き出しを受け取りに来ています。準備した食材2,000食も半分以上は炊き出しましたが、まだ全員分には回っていない感じです。この後も夜まで炊き出しは続く見込みです。

 南三陸での救援物資の配送では、新潟県長岡市の東日本大震災バックアップセンターからお預かりした日用品関係の物資と、カーブスジャパン様からお預かりした飲料水のうち400ケースと、ルームシューズ1200足を南三陸町立志津川小学校・中学校・高校の避難所に配送しました。


 

 石巻市では午前中から水の配送を行いました。カーブスジャパン様からお預かりした飲料水100ケースとルームシューズ1050足は石巻物資センターに預け、残りの飲料水は避難所ではなく集落を回って避難所に入れない(全壊を免れ2階以上で生活している)方々に直接お届けし、大変喜ばれました。

 飲料水の配布は、石巻市渡波字際の集落に400ケース、八幡町町内会へ260ケース、十八成浜陽山寺へ60ケース、十八成浜海水浴場近くの避難所集会所へ80ケース、小淵浜の高台にある牡鹿モーターズが近所の避難所となっておりそこに100ケース、石巻では計1,000ケース、南三陸町と併せて1,400ケースの飲料水の提供を完了しました。




■■■3月23日 9:30■■■■■■■■■■■■■■■


 物資配送部隊と、炊出し部隊に分かれて活動を行ないました。

□物資配送部隊
 石巻市では、10トントラックから持参した飲料水1,400ケースを物資センターに降ろし、その後避難所へ配送する活動を行っています。 

□炊出し部隊
  炊出し部隊は、南三陸町のベイサイドアリーナに向かっています。道路が途中で通行止めになっているため迂回して北上中です。

 アパホテル様から、アパヴィラホテル仙台駅五橋店の延べ約3,000室を無償提供いただくことになりました。詳しくはコチラをご覧ください。
 現地はまだまだ寒く、昨晩も吹雪。そんな中で本当に有難いお話です。ありがとうございます。



■■■3月22日 17:00■■■
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 救援物資や装備が積まれた東京を出発したトラック5台は石巻を目指しています。
 17時半現在、仙台市内を走行中です。 今回の救援物資として、カーブスジャパン様から提供いただいた、330mlの飲料水1400ケース(1ケース24本)があり、こちらは10トントラックに積んで輸送中です。

 新潟県長岡市の東日本大震災バックアップセンターからは、無洗米220キロ、梅干し20キロ、大人用おむつ10箱、幼児用おむつ10箱、生理用品10箱、おしりふき5箱、粉ミルク5箱、下着5箱、米菓10箱、カセットコンロのボンベをお預かりしました。

 また、日本アルコール産業株式会社様からお預かりしたアルコール消毒液500本(1L)、国士舘大学からいただいたカイロ1,000個、会員や卒業生が任意で提供した衣料品も救援物資として届けます。

 炊き出しでは、雪原カーニバルでもお世話になっている新潟県十日町市のJA十日町女性部中里支部倉俣班を始めとする、十日町市周辺の皆さんに食材を用意していただき、その約2,000食の食材を積んだトラックも、17時半に十日町を出発しました。

 なお、食材の提供をしていただいた皆さんは以下のとおりです。
 JA十日町女性部中里支部倉俣班様、小海五月様(十日町市)、竹内明子様(小千谷市)、半戸恵里子様(津南町)、大津真由美様・大津真琴様・田村友佳様・他一名様(十日町市)、大平孝子様(津南)、津南町民有志の方々


■■■3月22日 11:00■■■■■■■■■■■■■■■

 22日、東京から4台のトラックが出発しました。
 救援物資や炊き出し用の装備を4台に分けて積載し、緊急車両で東北道を北上中です。 また、十日町市で準備いただいた炊き出し用食材も、本日夕方に十日町市で積み込み出発する予定です。


■■■3月21日■■■■■■■■■■■■■■■

 22日~27日の期間で第2次救援物資輸送作戦を実施します。現在、この準備と作戦会議を行っています。
 今回は、救援物資の輸送と、温かい食べ物の炊き出しを行います。
 救援物資では、株式会社カーブスジャパン様から提供いただいた水1400ケースと、日本アルコール産業株式会社様からお預かりしたアルコール消毒液500本(1L)、国士舘大学からいただいたカイロ1000個、会員や卒業生が任意で提供した衣料品も救援物資として届けます。 炊き出しでは、雪原カーニバルでもお世話になっている十日町市で、材料の準備を御協力いただいています。
 明日、これら物資のピックアップ等を行って宮城方面に向かう予定です。


■■■3月19日■■■■■■■■■■■■■■■

 
一旦、東京に戻りました。22日から第2次の救援物資輸送作戦を行います。


■■■3月18日■■■■■■■■■■■■■■■

 豚汁の炊き出しを行っています。米80キロも含め、汁物を約800食提供し、カーブスの水を30ケース配っています。「昨日は四人でおにぎり一個だった」という声も。
 また、大街道小学校へ水136ケース、毛布250枚、缶詰2箱、カロリーメイト2箱を届けました。






■■■3月17日■■■■■■■■■■■■■■■

 緊急救援車両の認定を受けたトラック4台は長岡を出発し、飲料水の提供を受けたカーブスジャパン様の担当者の情報で、関越自動車道・北陸自動車道・磐越自動車道・東北自動車道と進み、16時半に石巻市に到着しました。
 カーブスジャパンの井上社長と打ち合わせた結果、周辺の避難所に水を配ることになり、好文館高校に200ケース(1ケース330ml24本)、青葉中学校に234ケースを届けました。石巻市大街道地区は、今日初めて、自衛隊33普通科連隊により水の物資が入った地区で、大街道小学校と釜小学校にも行ったが、直前に水が届いていたため配布はしませんでした。
 状況は室内温度が2度以下で、電気・水・ガスが止まっています。



■■■3月16日■■■■■■■■■■■■■■■

 午前、世田谷を出発したトラックはさいたま市桜区の倉庫で飲料水を積み込み、関越道を長岡に向け出発しました。長岡では、炊き出し用の食糧300人分の買い出し、毛布(中越地震での避難用物資)300枚を積み込み、翌日の出発に備えました。

※この救援物資輸送作戦は、阪神・淡路大震災や中越大震災で活動し、日頃から救急法やDRT(動力機材や建設機械等を活用した災害ボランティア)などの訓練をしている事務局スタッフや卒業生で構成されており、学生は被災地での活動はしておりません。 

※安全性に配慮し、福島第1原発から50キロ圏内には立ち入らないように活動しています。

 尚、この活動は財団法人車両競技公益資金記念財団の助成を受けて行われます。